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17/11/25[東京V]「ベイスターズのように下克上を」。東京Vの高木大輔が目指す、自身の活躍と親孝行

 5位でのJ1昇格プレーオフ進出となった東京V。悲願のプレーオフ出場をつかんだ最終節・徳島戦(2○1)において、5試合ぶりの出場を果たし、勝利の瞬間にボールを触って咆哮したのが高木大輔だ。

 個人的には、悔しい感情ばかりのシーズンだった。「結果を残せていないし、試合になかなか絡めずに情けない」。それでも、『第3キャプテン』の高木家三男は練習からチームを盛り上げ、試合ではベンチから誰より早く水分を渡すなどして激励の言葉を掛け続けた。それはもちろん、愛するチームがJ1に昇格するため。プレーオフに向けては、「ベイスターズが(クライマックスシリーズ/プレーオフで3位から)日本シリーズに進出したように、はい上がるほうが強い」と、実父・高木豊氏の所属し、自身も球場観戦を繰り返すほどの好きな球団になぞらえてモチベーションを上げている。

「トシ(長男、高木俊幸/浦和)が25日のACL決勝で点を取って、それで26日に僕や善朗(次男、高木善朗/東京V)が結果を残してプレーオフ決勝に進めば話題性がある」

 2日連続でスポーツニュースが高木兄弟で埋まる……。「それが、親父や母親にできる親孝行の一つかな」とはにかんだストライカーに、果たして好機は訪れるか。サッカー界には、誰よりも頑張った者の前にボールがこぼれるという格言がある。巡ってくる一瞬を信じて、高木大はどん欲にゴールへと向かう。

文:田中直希(エルゴラッソ東京V担当)

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