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20/01/06【U23日本代表】いざAFC・U-23選手権。求められるリーダーの存在

(写真:Getty Images)

 キャプテン不在。AFC・U-23選手権に臨むメンバーで気になるのは、これまでチームをまとめていた人間がいないということだ。中山雄太、板倉滉、三好康児、神谷優太。森保一監督体制となってキャプテンマークを巻いてきた選手たちが軒並み不在の中で、誰がリーダーとしてチームをけん引するかは注目点の一つと言っていいだろう。

 ここが注目点になる理由は、年末に行われた長崎遠征で中山がチームの主将として自ら先頭に立って動く姿が見られたことが挙げられる。11月のU-22コロンビア戦での敗戦をきっかけにチームとしてやらなくてはいけないことを考えた中山は、指揮官に「選手だけのミーティングをさせてほしい」と頼み、ピッチ内外では選手間のコミュニケーションを積極的に取るよう自ら行動で示した。これがすべてとは言わないが、密なコミュニケーションを取ることでチームの連動性も高まり、U-22ジャマイカ戦では9-0の大勝を収めることに成功した。

 その中山が不在であることを考えると、今回のメンバーで誰が先頭に立ってチームをまとめるのか。メンバー発表の際、森保監督は「メンバーを選ぶとき、スタッフミーティングでも話として出た」とその点に言及している。

「誰かが引っ張るのではなく、個々が責任を持って、自分がリーダーだというくらいの気持ちで行動してほしい。具体的にキャプテン等々をスタートから決めるのではなく、個々に責任を持ってトレーニングに臨んでもらう。試合に向かって準備をしていく中で様子を見て決めたいと思っている」

 長崎遠征で作った流れを継続するために、新たなリーダーの出現を待ち望んでいる指揮官。その期待に応えるのは誰になるのだろうか。

文・林 遼平

 

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