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19/12/27【日本代表】五輪代表、2019年ラストマッチ。2020年への生き残りをかけて

(写真:Getty Images)

 先月の広島での惨敗を覚えているだろうか。

 冨安健洋や田中碧ら複数の選手はケガのため参加できなかったが、A代表に名を連ねる久保建英、堂安律、板倉滉を加え、「現時点でのベストメンバー」(森保一監督)で臨んだU-22コロンビア代表戦。結果は0-2。よもやの完敗。多くの人に「この内容では東京五輪で金メダルを獲ることは不可能だ」と思わせるような、攻守においてチグハグな戦いに終始した。

 ただ、いや、だからこそ、あの完敗を次につなげなければならない。ポジティブな点は、まだ本大会まで半年以上の時間が残っているということ。コロンビア戦の敗戦をどう捉えて、どう改善していけるかで未来は変わっていく。まずは今回の長崎遠征をしっかり有効活用して、来年につなげていきたいところだ。

 とはいえ、“あと半年しかない”という見方もできる。これまでラージグループを形成し、視野を広げて選手たちを見てきたが、来年は熟成の期間にしなければならない。テスト的な意味合いを持つトレーニングキャンプや国際親善試合は今回が最後になるだろう。仰々しく言えば、ラストサバイバルといったところか。もちろん本大会直前に大活躍し、メンバー入りする選手が出てくる可能性もあるが、急な初招集は考えにくい。そういったことを踏まえると、今回の長崎遠征に呼ばれた選手は、ここでのパフォーマンス次第で、当代表における立ち位置が変わる可能性がある。前回のコロンビア戦のような見苦しい敗戦は繰り返してはならない。高いモチベーションを持ってU-22ジャマイカ代表に立ち向かい、しっかり勝利を収めたい。

「11月に得られなかった勝利という結果を届けられるように、そしてチームとしても今後につながる内容になるようにベストを尽くして戦っていきたい」と森保監督。出場した全員がベストを尽くして勝利を手にすることができるか。生き残りがかかっていると理解して戦う選手たちの姿を期待している。

文・林 遼平

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