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19/11/29【横浜FM】首位・横浜FMのキーマン。仲川輝人は“いつもどおり”に

(写真:Getty Images)

 現在J1・1位の横浜FM。残り2試合、チームのキーマンはやはり23番の仲川輝人だ。

 首位に立っても普段と変わらぬ雰囲気の横浜FMだが、その象徴と言っていいのかもしれない。試合前には10を超えるルーティーンを行い、ハーフタイムには円陣を組んだあとにユニフォームを着替える。練習後も試合後もマッサージやケアを徹底的に行い、帰るのはほぼ決まって最後。“超”がつくほどのマイペースぶりは自他ともに認めるところである仲川は、普段とは比べ物にならない数の報道陣に囲まれても飄々としている。むしろ、その雰囲気を楽しんでいるような印象すら受ける。

「二つ勝てばいいという話はしているけど、首位にいるとかあまり気にしていないし、そんなにプレッシャーもない」。表情がこわばるどころか笑顔。その言葉にウソはないように思われる。

 首位に立ち、優勝の可能性を持って臨む最初の相手は、川崎F。仲川にとってはスクールからU-15を経てU-18まで所属した“古巣”だ。過去2試合を経験して「最近は意識していない」が、「成長した姿を見せたい」という気持ちは過去2試合に臨んだ際の気持ちと変わらない。そして何より、等々力陸上競技場は川崎F.U-18時代にも「何回か試合をしたことがある」思い出の場所だが、同時に「去年負けているし、悔しい思いもある」場所だ。

 川崎Fではトップ昇格できなかった。横浜FMに加入しても2年は後半戦を期限付き移籍先で過ごした。昨季も前半戦は、リーグ戦はもとよりカップ戦の出場すらままならない。それどころか紅白戦に入れないこともあり、3年連続の期限付き移籍も頭にちらついた。そこから1年で状況を激変させた。一度エンジンをかければ“快足”でチームの主軸まで駆け抜けた。前々節の札幌戦、前節の松本戦では自慢のドリブルで2試合連続スーパーゴール。第30節・鳥栖戦は負傷の影響で出場を回避したが、この5連勝に大きく貢献している一人だ。「いまの勢いをそのままぶつければ」。その自信は“古巣”を前にしてもなお、揺るがない。

文・菊地 正典

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J1リーグ 第33節

・川崎フロンターレ vs 横浜F・マリノス
 11月30日(土)昼1:50〜(生中継 NHK総合)
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 11月30日(土)昼2:00〜(生中継 TOKYO MX、テレ玉)
・ベガルタ仙台 vs 大分トリニータ
 11月30日(土)昼2:00〜(生中継 ミヤギテレビ)

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