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19/11/29【Jリーグ】未知の世界を進むFC東京。優勝へ必要なものは何か?

(写真:Getty Images)

 J1も残すところあと2試合。現在2位のFC東京は、30日にホームで浦和と対戦する。

 J1リーグの優勝経験がないFC東京。それどころか、シーズン終盤戦まで上位争いをした過去すらない。現在、多くの選手たちが未知の世界を歩む。

 髙萩は、数少ないタイトルホルダーの一人だ。12年、13年の広島時代にはJ1連覇を経験。16年にはFCソウル(韓国)でもリーグを制した。

「チームが違えば、毎回状況や雰囲気も違う。(FC東京では)また新しい経験ができている」と、過度に優勝経験者として物申す立場を本人は嫌う。ただ、今週の言動には頂点に輝いたことがあるからこそ語れる覚悟や決意が、言葉の端々に感じられた。

「一番は、ブレないこと。長谷川監督率いるこのチームの武器。やるべきことはハッキリしているし、それを90分間、一年間とおしてやり続けてきた」

 攻守でハードワークすること。2トップの迫力など、自分たちの特長を全面に押し出すこと。当たり前のことを、今季のFC東京はしっかりと継続してきた。「監督が示す方向に、全員がついていける」。髙萩もあらためて、冷静な視点で重要なポイントを触れた。

 前節・湘南戦に引き分け、2位に転落。どうしても、マイナス面を指摘する空気に覆われる。

 髙萩は、ピシャリとこう制した。

「湘南戦で勝てなくて、周りはネガティブなことを言う雰囲気になる。でも僕らにとっては大きな勝点1だった。次、浦和に勝って、マリノス戦で優勝のチャンスがある。何度も言うように、やるべきことはハッキリしている。どっしり、落ち着いています」

 過去の優勝争いを回顧しながら、さらにこう話す。

「こういう戦いは最後どっちにしても接戦になりがち。この試合で勝つべきというタイミングが絶対にくる。そこでモノにできるか。周りの皆さんはざわついていますけど(笑)、僕らはバタバタしていない」

 個人的には今季は中盤戦まで波に乗れない試合も続いた。ただ、この終盤戦にかけて、髙萩のプレーは攻守で出色の出来だ。勝負の勘所を知る男。チームの重心に立ち、必勝の残り2試合を堂々戦う。

文・西川 結城

Jリーグ関連の生放送予定 

J1リーグ 第33節

・川崎フロンターレ vs 横浜F・マリノス
 11月30日(土)昼1:50〜(生中継 NHK総合)
・FC東京 vs 浦和レッズ
 11月30日(土)昼2:00〜(生中継 TOKYO MX、テレ玉)
・ベガルタ仙台 vs 大分トリニータ
 11月30日(土)昼2:00〜(生中継 ミヤギテレビ)

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