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19/11/23【ACL】ACLファイナル。逆転優勝を可能にする浦和サポーターの本気

(写真:Getty Images)

 24日、浦和とアル・ヒラル(サウジアラビア)が戦うACL決勝第2戦が埼玉スタジアムで開催される。浦和は第1戦を相手のホームで0-1で落とした。

 圧倒的に押されて敗れた第1戦だけを見れば、不安になっていてもおかしくない。それでも選手たちは誰一人下を向かず、「ホームでのチャンスが広がった」(岩波)と前向きに捉えていた。岩波はさらに「後半、あれだけ相手が点を取られないようにしてきた。(2点目を与えなかったことで)十分チャンスはある」とも述べている。

 選手たちがそう語れるのはなぜか。

 それは“埼玉スタジアムの力”を信じているからだ。「ACLすべての試合で、ホームの力強さというか、ホームの力を借りて結果を残せている自分たちの自信もある。第1戦のようなことにはならないと思う」。在籍10年目の宇賀神の言葉は重い。これまで幾度となく、奇跡とも言える埼スタでの逆転を演じてきた。2年前には同じアル・ヒラルを下した。アウェイで強大だった相手であっても、浦和サポーターの前で萎縮する面は間違いなくある。それに崖っぷちに立たされたほうが、このチームは力を発揮してきたという歴史もある。巨大な後押しを受けた浦和の選手たちが、勇敢に高い位置をとってゴールに迫る―。そんな姿は容易に想像できよう。

 また、サポーターが作り出す圧巻のビジュアルは計算され尽くされていて実に壮観、しかもそのモザイクは彼らの熱い思いを内包する。前回の決勝では2007年に続く2個目の星をつかみ取る意味が込められ、今季準決勝第2戦の広州恒大戦では星の裏にACLトロフィーが隠されていて同じ2度のチャンピオン経験のある相手を上回ろうというメッセージが届けられた。

 入場直前、埼スタのトルシエ階段を上がるときの高揚感は、何物にも代えがたいという。

「アジアの大会への思いを、サポーターは一番理解してくれている。浦和サポーターの、本気の本気を見ることになると思う」(西川)

 試合中だけではない。決勝第1戦前、空港へ向かうバスを大挙して押し寄せた浦和サポーターが大声でのチャントで送り出したように、昨年度の天皇杯決勝や2年前の決勝で試合前のバスに圧倒的なボリュームで声援を送ったように、彼らのモチベーションを大いに上げる“作戦”も練っていることだろう。

 それを選手やスタッフも期待をもって待っているし、そのスイッチはいつも以上の力を与えてくれる。90分で勝利するためには2得点が必要なこの第2戦。チケットは21日時点でほぼ完売となった。“埼スタ力”で相手を呑み込め。

文・田中 直希

Jリーグ関連の生放送予定 

J1リーグ 第32節

・FC東京 vs 湘南ベルマーレ
 11月23日(土)昼1:50〜(生中継 NHK総合)
・清水エスパルス vs 大分トリニータ
 11月23日(土)昼1:50〜(生中継 NHK静岡、NHK大分)
・北海道コンサドーレ札幌 vs ジュビロ磐田
 11月23日(土)昼2:00〜(生中継 北海道文化放送)

AFCチャンピオンズリーグ2019 決勝

・浦和レッズ vs アルヒラル
 11月24日(日)夜6:45〜(生中継 日テレジータス、BS日テレ、BS日テレ4K)

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