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19/11/12【日本代表】序列は覆るか。日本代表、11月シリーズの焦点

(写真:Getty Images)

 今回は2次予選のキルギス戦が先にあり、帰国してキリンチャレンジカップのベネズエラ戦に臨むレギュレーション。そのため欧州組16人のうち9人(シュミット・ダニエル、酒井宏樹、吉田麻也、長友佑都、安西幸輝、遠藤航、伊東純也、南野拓実、鎌田大地)がキルギス戦後に代表を離れることになった。

「よりいい状態で所属クラブに戻ってもらい、自分のポジションをつかんでもらう」とその理由を説明した森保一監督。2試合ともに参加する7人の欧州組に関しては「これまでの活動を見てきて、自チームの立ち位置を見ながら、バランスを見ながら決めた」(森保監督)と語るが、“キルギス戦だけ”の選手たちはそこで存在感を示し、高い集中力で勝利に貢献する仕事が求められる。言い換えれば“絶対勝利”という責任を背負うメンバーだ。

 その一方、U-22世代の3人(堂安律、久保建英、板倉滉)がU-22代表のU-22コロンビア戦を優先された。ケガの冨安健洋に加え、所属クラブのブレーメンでは復帰したものの「よりコンディションのいい選手を招集」(森保監督)という理由で大迫勇也が外れた関係もあり、9月に4人、10月には3人(追加招集の室屋は除く)まで減っていた国内組がキルギス戦で7人となった。

 国内組はここまでボランチの橋本拳人が3試合に先発し、そのほかは永井謙佑がホームのモンゴル戦で先発したのみ。今回も国内組の序列はそう簡単には変わらないだろうが、これまでより試合での重要度は高くなる。真剣勝負の場で国内組が海外組へ挑戦できる機会は限られているからだ。代表復帰を果たした佐々木翔、山口蛍、鈴木武蔵はもちろん、前回追加招集されながら出番のなかった室屋、2次予選でなかなか出番チャンスを得られていない畠中槙之輔にもさらなる奮起が要求される。大迫不在のFW、永井と鈴木はベンチスタートだったとしても勝負どころで投入される可能性は十分にあるだろう。

 彼らはその後のベネズエラ戦にも招集されているが、欧州組がそろっているキルギス戦まで合宿でアピールし、試合に出るならば“主力の序列”を覆し得るパフォーマンスを見せなければいけない。

 

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