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19/10/18【日本代表】横たわったままの大迫不在問題

(写真:Getty Images)

 日本代表は15日にアウェイでW杯予選タジキスタン戦に臨み、3-0で勝利した。この試合で得た収穫と課題はなにか。

 日本が戦う2次予選のアウェイで最も難しいと思れたタジキスタン戦で勝点3を取れたこと。これに勝る収穫はない。2次予選突破に向けて前進したことはもちろん、チームとして確かな経験値を得ることができた。ロシアW杯から2列目がフレッシュになり、代表を引退した長谷部誠や本田圭佑に代わり、吉田麻也や柴崎岳がリーダー格になるなどの変化もあった。そこから親善試合、アジアカップ、若手中心で挑んだコパ・アメリカなどを経験して2次予選に入ったわけだが、9月のミャンマー戦は明らかなチーム力の差に助けられた部分も大きい。タジキスタンも技術面や経験値で見れば“格下”だが、フィジカル的な能力が非常に高く、組織的にも強度を押し出してくるタイプ。人工芝という環境もあり、スタートからタフな戦いを強いられることとなった。そうした試合を勝利につなげるプロセスを、今回のメンバーで経験できたことは今後に向けて大きな財産になるはずだ。

 もう一つ大きな注目点だったのは、大迫勇也不在の1トップ。タジキスタン戦は鎌田大地がその位置で先発するも機能したとは言い難く、南野拓実が試合中にポジションを入れ替わることで改善。これは収穫でもあり、課題でもある。鎌田はそもそも1トップをほとんどやったことがなく、そのポジションで過度に期待をかけるべきではない。一方の南野も明確なターゲットマンではないが、モンゴル戦で先発した永井謙佑と同じく、自分なりの1トップ像を描くことはできる。ただ、そこがベストポジションかと言えば違う。大迫と同等と言わないまでも、やはり同じコンセプトでプレーできるFWが必要だ。今回は選外だった鈴木武蔵はルヴァンカップで札幌を決勝に導く活躍をしており、有力候補の一人。ほかにも、Jリーグからの台頭や五輪世代選手の成長が待たれる。

文・河治 良幸

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2019 J1リーグ 第29節

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 10月19日(土)昼2:00〜(生中継 NHK BS1)

天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会

・V・ファーレン長崎 vs ヴァンフォーレ甲府
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AFC チャンピオンズリーグ2019 準決勝

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 10月23日(水)夜8:45〜(生中継 日テレNEWS24、BS日テレ)

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