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19/10/15【日本代表】圧巻3アシスト。スピードスターが示した多様な可能性

(写真:Getty Images)

 縦に速いことは分かっていた。伊東純也が先発に抜擢されたこの試合で示した可能性は、彼が武器にしてきたスピードだけではなかった。コンビネーションよし、クロスよし、そして高さ勝負もよし。テクニックとタフさでも存在感を発揮したところに、期待を抱かせた。

 先制点奪取に時間がかかると、概してこういった試合は苦戦の展開が強まっていく。22分、痛快な突破で右サイドから完璧なクロスを南野拓実の頭に届けた伊東のプレーが、そんな不安を杞憂に終わらせた。

 柏の先輩・後輩として親交のある酒井宏樹との右サイドコンビはスムーズだった。伊東が「ベルギーでも増やしている」という中寄りのエリアでボールを受けると、すぐに酒井がオーバーラップ。また大外で伊東が受けると、今度は酒井がインナーラップを仕掛けて相手を惑わす。スペースラン、ワンツーなど多彩なプレーで右サイドを活性させていった。

 左サイドで攻撃の起点ができれば、今度は逆サイドでパスのレシーバーとして走った。高いボールに競り勝ち味方に落とすなど、身体能力の高さを見せつける。「今日も(中島)翔哉から1本あったけど、逆からのクロスに入っていくところで決められれば」と課題も挙げる。「アシストはベルギーで2位。でもまだ点は取れていない。もうちょい、点に絡んでいければ怖い選手になれる」。この日の3アシストも特徴を発揮さえすれば想定内の出来。さらに高みを見つめる。

 今季、CLに出場している事実は大きなトピックだ。「CLで強い相手と戦い自信を持てている」と自身が語れば、主将の吉田麻也は「こういう時期が選手は一番伸びる。純也にはいけるところまで突き抜けてほしい」と話した。まさにプレースタイル同様に、欧州でも代表でもこのまま一気に台頭へ突き抜けられるか。堂安律にはない速さと突破があり、連係面もいい。ライバルに火をつけた伊東の活躍。森保ジャパン全体にとっても、刺激を加える存在である。

文・西川 結城

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