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19/09/13【日本代表】雨のピッチも無関係だった生来のサッカー小僧・中島翔哉

(写真:Getty Images)

 日本代表は10日、W杯2次予選でミャンマーと対戦。アウェイで2-0の勝利を飾った。先制点を奪ったのは背番号10だった。 

 この日の主役が誰なのか、それを瞬く間に示してみせた。

 16分、中島翔哉はミャンマーのカウンターを阻んだ展開からボールを持つと、カットインから右足ミドルという得意の形で先制点をマーク。格下との試合で警戒すべきはこう着状態に焦り、アクシデント的な失点を喫して自滅することだが、その最悪のシナリオはあっさりと潰えた。「早い段階であれを決めてくれたのは大きかった。彼の個人の力が出た」とは長友佑都の弁だ
が、これで試合のすう勢は決まったようなものだった。

 結果を出しただけではない。パフォーマンスも傑出していた。もともと良好とは言えないピッチコンディションは昼ごろから降り続けた雨により悪化。アウェイの洗礼に神経を尖らせるチームメートもいたが、中島には関係なかった。その環境に慣れているはずのミャンマーの選手よりも足取りは軽快。試合前日、生来のサッカー小僧は「雨だったら雨の楽しみ方がある。公園とかでサッカーをやっていたので、そっちのほうが良い悪いで言ったら悪いグラウンドだった」と言ってのけたが、その言葉は強がりでも何でもなかった。

 中島はただ一人、別世界の住人だった。

 相手が寄せてきたら、こともなげにスルリとかわす。警戒して距離を置いてきたら、足元の自由を謳歌する。複数人に囲まれたら、足に吸いつくドリブルで守備網を突破し、決定機を創出する。

 もっとも、個人技だけが光っていたわけではない。相手がマンツーマン主体の守備対応だったのを見て取ると、それを巧みに利用。中盤深く落ちることでマンマークにくるSBをつり出し、そのスペースを味方に使わせることでチームの攻撃を活性化させてもいた。日本のチャンスの多くは左サイドから生まれたが、その中心にいたのは紛れもなく背番号10だった。

文・神谷 正明 

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