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19/08/30【ACL】鹿島、敵地で収穫ありのスコアレス。広州恒大の個を封じた意地と気合い

(写真:Getty Images)

 28日に行われたACL準々決勝第1戦。昨季王者の鹿島はアウェイで広州恒大と対戦し、スコアレスドローに終わった。第2戦は9月18日、鹿島のホームで行われる。

 信じられない暑さの中、小泉が走りまくっていた。最終ラインから何度も何度も攻撃に厚みを加えるオーバーラップを繰り返す。さすがに途中で足がつり、永木との交代を余儀なくされたが、ミスを取り返したい一心で走った。

「正直、ガンバ戦でやらかして引きずっていた。プレーでやらかしてしまったら選手をやっている以上、プレーで取り返すしかできないと思う」

 背後を取られたことがPK献上につながったリーグ前節・G大阪戦の反省を生かし、注意を怠らない。アンデルソン・タリスカが逆サイドからカットインするときも、自分のマークから目を離さなかった。

 最終ラインの守備は90分間ほとんど崩れることがなかった。大観衆が訪れる広州天河体育中心体育場での戦いは声が通らない。前々日の練習からあらかじめケースに応じた対応策を定めて試合に臨んだ。

「みんなが試合の重要性は認識していた。声をかけなくてもみんなの意識の高さで乗り越えられた」 最後尾に位置するGKクォン・スンテは、自身のパフォーマンスには不満げな様子を見せたが、チームメートたちの働きを高く評価していた。

 本職ではないSBに入った町田に対しては、ベンチにいた内田が何度も声をかけた。顔の向きを修正し、背後を取られる危険性を事前に消す。CBの犬飼とチョン・スンヒョンはエウケソンを枠内シュート1本に抑えた。

 厳しいコンディションでも集中を切らさない。「みんなでカバーし合って、ミスもあると思うけどカバーし合って助け合おうというのは、ディフェンスラインで話していた」(小泉)

 この大会は選手を成長させる。選手たちの意地と気合いが、広州恒大の個を封じ込めた。

文・田中 滋

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2019 Jリーグ YBCルヴァンカップ 準々決勝

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