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19/07/26【Rakuten Cup】神戸vsバルサ。日本で実現するドリームマッチにイニエスタが魅せる

(写真:Getty Images)

 7月27日、ノエビアスタジアムで神戸とバルセロナが親善試合を行う。

 いつものように穏やかな仕草。威圧感はどこにもなく、笑顔は優しい。それでいて隠せない、迫真のオーラ。『ウェルカムレセプション』に登場したアンドレス・イニエスタは文字どおり“小さな巨人”だ。バルセロナのカンテラで育ち、数々の栄光を経て、いま神戸で主将を任される。

「私が持っているフットボールレベルで何を貸せるのか。ロッカー(ルーム)の中にいるときに、いろいろなコミュニケーションをとおして努力すること」

 アジアチャンピオンという壮大な目標を掲げる神戸。主将の重責を担い、チームに還元できることを自問自答するイニエスタ。長く袖を通し、アイデンティティーを育んだバルサのユニフォームと対峙する。この日の会場でバルサの選手とは入れ違いになるも、ジョゼップ・マリア・バルメトウ会長らと旧交を温めた。神戸でスタートした彼の挑戦、次なるステージへ向けての大きな一歩になるに違いない。

 そのイニエスタのカンテラの後輩がセルジ・サンペール。新たなサッカー観、スペインとは異なる文化との出会いは、24歳の若人の人生に確実に大きなものを与えている。そして、ダビド・ビジャ。10〜13シーズンにバルサに在籍したスペインが誇るストライカーは現在、J1の得点ランク2位タイ。37歳を迎えても衰え知らずの技巧と決定力で観衆を魅了する。サンペールと同じくビジャが口にしたのは、ファン・サポーターへの感謝。「試合でお返ししたい」という言葉は、世界的ストライカーがバルサ時代も含めて背負い続けてきた覚悟の証明だ。

 バルサ・アンバサダーのジュリアーノ・ベレッチ氏はイニエスタを「スペイン人の最高のプレーヤー」と称し、CBのジェラール・ピケは「古巣の仲間を止めたい」と見据えた。トルステン・フィンク監督が「彼らは練習で常に100%の気持ちでやってくれている」と称賛する“元バルサ”組。3人は神戸でつながった新たな仲間と臨む邂逅戦で、サッカーの醍醐味をあらためて教えてくれるだろう。

文・小野 慶太

Jリーグ関連の生放送予定

Rakuten Cup

・ヴィッセル神戸 vs バルセロナ
 7月27日(土)夜5:30〜(生中継 WOWOW プライム

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