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19/07/22【Jリーグ】チェルシーとの対峙。川崎Fが得た新たな糧

(写真:Getty Images)

 試合前からチェルシー戦における川崎Fの方針は決まっていた。

「今日は当たって砕けろということはしたくなかった。自分たちは勝つために、最後の最後までやらないといけないと思っていた」(鬼木監督)。

 結果だけを見れば1-0の完封勝利である。4年前のドルトムント戦とは違い、どんなに相手にボールをもたれたとしても粘り強い対応を続けてゴールを封鎖。最終ラインでジェジエウが奮闘し、中盤では田中が球際のバトルに果敢に挑んで局面では戦える力を示した。また、後半には相手の疲れが見えてきたところで攻撃の手数を増やし、最後は途中出場の中村がピッチで違いを見せて決勝点を奪取。苦しい試合でも、我慢強く戦って勝利を引き寄せた戦いぶりは見事だったと言っていいだろう。

 しかし、一つひとつのプレーに目を向ければ、チェルシーとの差は歴然としていた。守備の要である谷口が「見ている以上にやっている自分たちは圧を感じていたし、らしくないような(ボールの)とられ方も多かった」と振り返れば、中村はポジショニングやパススピードの違いを挙げて、「向こうよりも止める、蹴るができないと戦えない」と両者の差を表現。逃げずに真正面から対峙したからこそ、世界との明らかな“差”を一人ひとりが感じている。

 もちろん、これをチームのさらなる成長への糧としなければならない。ピッチに立った選手たちからすれば、この貴重な経験で得た気づきは多かっただろう。止める、蹴るの重要性。ポジショニング、パススピード。どのキーワードも川崎Fのサッカーを構成する上で重要なポイントだからこそ、この試合で見たこと、感じたことを自分たちの基準とすることで、さらに一段上のレベルに上がっていきたい。

文・林 遼平

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