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19/07/08【Jリーグ】興梠慎三、レジェンド超え達成!

(写真:Getty Images)

 6日に行われたJ1第18節・浦和vs仙台の一戦で、浦和のエース興梠慎三がゴールを決め、クラブのJ1通算得点数で歴代単独トップに立った。その興梠のゴールが決勝点となり、浦和は勝ち点3を積み上げた。

 興梠は事あるごとに言っていた。

「サポーターに愛される存在になりたい」。その一つの指針として、浦和のレジェンドである福田正博氏がもつJ1通算91得点を超える目標を立てていた。そしてこの日、1試合に1点以上のペースで決めている仙台という相性のいい相手に、ホームで決勝点を挙げて見事に目標達成。浦和での92得点目は、仙台戦8年連続となるゴールでもあった。

 攻撃にパターンがあり、守備でのリスクを負ってでもより多くの好機を作り出そうとしたペトロヴィッチ監督時代に比べて、シュートチャンスは少ない。それでも、今季はその少ないチャンスを決める決定力が増している。今季は21本のシュートで6得点。約27.3%という高い決定力を誇る。これは浦和に加入してからシーズンをとおしての一番の数字だ。これについて興梠は「大槻監督がすごくいい分析をしてくれる」と控えめに答えた。膝の負傷もちで強いシュートは打てない。若いころのようにドリブル突破で相手DFを外して決めることも少なくなった。それでも、一瞬の動き出しと、機を見たポジショニングの妙がある。決定機を迎えれば、この日のループシュートのように「ペナルティーエリアの中では遊びが必要」とリラックスしてチャンスをつかむ。激しいマークにも、周囲からのプレッシャーにも屈しない。

 それはまさに、浦和という期待の大きなクラブでエースを務める男にふさわしい。興梠は「愛される」ことに加えて「サポーターの皆さんの心を動かしたい」とも語る。福田氏が得られなかったタイトルをもう何度も得てきた。ただ、本人は「まだまだ全然足りない」という。「もっともっとタイトルの数、個人の成績を」。すでに歴史に名を刻んだが、どん欲さは底知らず。まだまだ成長する気でいるのも、頼もしい限りだ。

文・田中 直希

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