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19/07/03【Jリーグ】今季初ゴール!輝きを増す新たなる主将、清武弘嗣

(写真:Getty Images)

 83分、藤田のパスを受けて前を向くと、左足を振り抜き、GKの手をはじいて豪快にゴールネットを揺らした清武。勝利を決定づけた一撃は、自身、今季初ゴール。試合後は、「ホッとした」と偽らざる心境を吐露した。

 遡ること開幕戦。「いつサッカーできなくなるか分からない。いまできることをしっかりやりたい」と話していた清武。ここ2年、ケガによる離脱を繰り返してきただけに、重みのある言葉だった。主将に就任し、覚悟をもって臨んだ今季だが、序盤の輝きは限定的だった。3バックで戦うチームは後ろが重く、2シャドーにボールが入っても前を向けず、複数に囲まれるシーンも目立った。また、立ち位置を重視する今季のサッカー。チームとして機能するまでは、清武自身も我慢のプレーが続いた。

「見ている人からすれば、『もっと幅広く動いてほしい』と思うかも知れないけど、今年のサッカーは一人ひとりに役割がある。自由に一人ひとりが動くのではなく、規律を守って、ポジションを守って役割を全うすることが今年の戦い方」と話していた。

 そんな中、4バックに変更し、後ろの重さを解消し、一人ひとりの役割をよりハッキリさせた第10節・松本戦では、清武も躍動感のあるプレーを披露。この試合でボランチに入った藤田は、「キヨ(清武)を前向きにプレーさせることが大事」と意図的に清武を経由するボールの動かし方を試みたことを明かした。この試合以降、チーム全体としても清武を生かす形が増え、左サイドでは丸橋との連係も試合ごとに向上。自在に立ち位置を変え、相手の隙間に進入していった。今節のように3バックの相手に対しては、清武は内側に絞ることも多く、“浮いた”位置で、相手に捕まりにくい動きを繰り返す。今節の得点シーンも、“ボールを受けた時点で勝負あり”とも言えた。

 試合後、充実した表情で言葉を紡いだ背番号10。稀代のプレーメーカーが輝きを増すことが、チームのさらなる発展にもつながる。

文・小田 尚史

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