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19/06/08【なでしこ】10日に初戦。なでしこジャパン、再び世界の頂点へ

(写真:Getty Images)

 なでしこジャパンは日本時間10日25時、女子W杯フランス大会の初戦を迎える。

 2大会ぶり2度目の世界制覇を目指すチームはキャプテンの熊谷紗希、サイドのキープレーヤーである鮫島彩、右ひざに大ケガを負いながらもチームの心臓として完全復活が待たれる阪口夢穂、世界トップクラスのドリブルを武器とする岩渕真奈といった11年の優勝を知る選手に加え、14年のU-17W杯で優勝した長谷川唯や杉田妃和、18年のU-20W杯で優勝した遠藤純など若い世代が加わった。

 チームを率いるのは高倉麻子監督。選手として91年、95年にW杯に出場した経験をもつ高倉監督は、指揮官としても14年U-17W杯制覇という実績を残している。8年あまりチームを率い、11年W杯優勝、15年W杯準優勝に導いた佐々木則夫監督の後を継いで、日本初の女性指揮官が世界の頂点を目指す。

 6月2日に行われた国際親善試合でなでしこジャパンは2大会連続でW杯に出場するスペインと1?1の引き分け。PKで先制を許したが、途中出場の菅澤優衣香のゴールで追いついた。世界一とも称されるパスワークを武器とするスペインに苦戦したが、大会前に課題が出たことは決してマイナスではない。追いついたことも精神面を含めて追い風になるはずだ。

 初戦の相手はアルゼンチン。男子ではW杯出場17回、優勝2回を誇るなど世界のトップを走り続けているが、女子はFIFAランキング37位、W杯出場は3大会ぶり3回目で決勝トーナメント進出の経験はない。実力、実績ともに日本が勝っている。何が起きるか分からない大会初戦で油断は禁物だが、臆する相手ではない。力を出し、勝利を手にして2大会ぶりの世界一へ向けていいスタートを切りたい。

文・菊地 正典

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