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19/06/03【U-20W杯】韓国のキーマンは10番イ・ガンイン。スペインのバレンシアに所属

(写真:Getty Images)

 U-20W杯で日本と韓国が対戦する(ラウンド16/4日・日本時間24時30分)は“大熊ジャパン”でベスト8に進出した03年(当時の大会名はワールドユース)以来、16年ぶり。そう考えれば16強の壁を越えるために理想的な相手と言えるかもしれない。

 もっともチュン・ジョンヨン監督が率いる今大会の韓国はポルトガル戦、南アフリカ戦、そしてアルゼンチン戦と尻上がりにチーム力を上げてきた感があり、しかも”日韓戦”ということで試合のスタートから強度が高くなると予想される。日程的に日本が2日間有利とはいえ、90分をとおして厳しい戦いになることは間違いなさそうだ。

 攻撃の中心を担うのはバレンシアのトップチームに所属する10番のMFイ・ガンイン。スピードのある仕掛けと左足から繰り出されるクロスやシュートはA代表レベルで、アルゼンチンのゴールをこじ開けた長身FWオ・セフンのヘディングシュートもイ・ガンインの左足からもたらされた。もう一人のキーマンはアルゼンチン戦の2点目を叩き出したFWチョ・ヨンウク。トップでもサイドでもプレー可能で、神出鬼没な動きで相手ゴールに襲いかかる。

 カギになるのは、韓国が4バックと5バックのどちらを採用してくるかという点。4バックなら中盤でボールを握ろうとしてくるはずだが、日本との相性を考えれば5バックで守備を固めて、推進力の高いサイドアタックを仕掛けたほうが効率よく試合を進められる。ただ、どういう形でくるにしてもイ・ガンインを中心に鋭い縦の仕掛けを生かしてくることは間違いない。

 それでも“影山ジャパン”はこれまでのどのU-20代表より局面のデュエルで負けないチームであり、時には従来の日韓が逆転したような激しいプレーで優勢に立つことは可能だろう。注意しないといけないのはセットプレー。イ・ガンインの左足、MFキム・ジョンミンの正確な右足からメインターゲットであるオ・セフン、南アフリカ戦で決勝点を記録したCBキム・ヒョヌ、屈強なCBリ・ジェイクなどが高さを発揮してくる。ただし、逆にセットプレーの守備に課題を抱えており、グループステージの3試合でもファーサイドでフリーのシュートを打たれている。CKやいい位置のFKはうまく活用していきたい。

文・河治 良幸

日本代表関連の生放送予定

FIFA U-20 ワールドカップ

・日本 vs イタリア
 6月4日(火) 深夜0:15〜(生中継 J SPORTS 2、BSフジ)

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