日本代表・Jリーグ日本代表・Jリーグ

19/05/14【U-20日本代表】あの無念から2年。U-20W杯へ、セレッソが誇る大器の並々ならぬ思い

(写真:Getty Images)

 ジュニア年代から将来を嘱望されて育ったC大阪アカデミー期待の星。トップチームデビューは高校2年次の17年。ルヴァンカップ第6節・神戸戦での途中出場だった。当時の指揮官、ユン・ジョンファン監督からも高く評価されていたが、この年の10月に開催されたU-17W杯を前にケガを負い、順風満帆にきていたサッカー人生は軌道修正を余儀なくされる。

 18年途中に復帰すると、U-23の練習でリハビリを続け、コンディションも徐々に回復。AFC・U-19選手権のメンバーに選出されたが、初戦の北朝鮮戦でPKを与えるなど不安定なプレーを見せると、レギュラーを勝ちとれず、U-20W杯の切符をかけた準々決勝・インドネシア戦では先発を外れた。

 帰国後、再び足元を見つめ直してU-23で鍛えると、昨季途中にプロ契約を締結した。今季は開幕してすぐにトップチームに引き上げられ、ルヴァンカップでは第1節から先発し、試合を重ねるごとに存在感を発揮。J1第10節・松本戦で念願のJ1リーグデビューも果たした。

 フィジカルの強さを生かした守備だけではなく、ビルドアップのセンスも非凡な現代型のCB。ロティーナ監督からは、攻撃のスイッチを入れる縦パスの質に対する評価も高い。「U-17W杯に出られなかったぶん、今大会にかける思いは強い。できるだけ勝ち進みたい。自分の世代でもすでに世界で活躍している選手は大勢いる。負けないようにプレーしたい」との決意を胸に挑むU-20W杯。このチームのディフェンスリーダーとして引っ張ってきた橋岡大樹(浦和)が負傷で今大会は不在。瀬古にかかる期待も自ずと増す。

「最初からスタメンで出て、最後まで戦い抜きたい」。本人も責任の大きさは自覚済みだ。強豪ぞろいのグループステージを突破するためには、彼の奮闘が欠かせない。

文・小田 尚史

Jリーグ関連の生放送予定

J1リーグ 第12節

・ジュビロ磐田 vs ベガルタ仙台
 5月18日(土) 昼1:50〜(生中継 NHK静岡)
・ガンバ大阪 vs セレッソ大阪
 5月18日(土) 夜7:00〜(生中継 NHK BS1)

Copyright (c) Jupiter Telecommunications Co., Ltd. All Rights Reserved.