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19/04/25【ラ・リーガ】優勝までマジック1。バルセロナは今週末で決めにいく

(写真:Getty Images)

 リーグ制覇までマジック1のバルセロナにとって、レバンテ戦は必勝を目指すべき大事な一戦となる。実際問題として仮に今週末勝てなかったとしてもリーグ優勝が逃げていくことはない。が、CLに集中し来週末も休養に充てることが悲願のCL優勝への道であることは間違いない。よってレバンテ戦は勝って優勝を決めにいく。

 23日のアラベス戦でバルベルデ監督は不思議な采配をした。ラキティッチを招集せず、メッシとジョルディ・アルバは途中出場、レングレットはベンチに温存した。ローテーション自体は不思議ではないが、それをやるなら今週末だと思っていた者が、私も含め大半だった。なぜなら、アラベス戦にベストメンバーを起用して仮に軽い負傷者が出ても、1週間以上先のリバプール戦には間に合う可能性があり、レバンテ戦の場合は直前だから間に合わないだろうからだ。とはいえ、アラベスにメンバーを落として勝った(0-2)ことですべてがうまく運びことになった。

 23日の試合自体には注目すべき点は乏しかった。アラニャ、コウチーニョに来季に向け明るい見通しが立ったこと、ビダルが相変わらずコンスタントに合格点を出していること、左SB不足は深刻で右SBのセメドとセルジ・ロベルトを左に回すなんて奇策ではカバーできないこと、スペースを与えられると強いデンベレが相手に引かれると消えてしまうこと……。

 むしろ、6試合勝ちがない急降下中のアラベスのほうが気になった。まだ欧州カップ戦出場権が狙える位置にいながら、フロントがアベラルド監督の今季限りでの契約解除を発表し、ムードをぶち壊しにした。ファンの方も残留に満足していて、それ以上望んでいないのかもしれないが、残り試合は完全に消化試合化してしまった。

 レバンテのほうはベティス戦前まで9試合勝利なしのトンネルに落ち込んでいたが、ベティス戦で勝利を飾った。

 先週末のエスパニョール戦(2-2)に典型なように、やっているサッカーは悪くない。パコ・ロペス監督の下、引きっ放しのカウンターではなく、ボールの前にFWを残し攻撃的な選手を重点的に使う「肉を切らせて骨を断つ」式のサッカーをしている。

 結果レバンテ絡みの試合はチャンスとピンチの応酬となってエキサイティングなのだが、肉を切らせ過ぎである。34試合で得点47はアトレティコ・マドリーより1点少ないだけの上から5番目だが、61失点はリーグワースト。強烈なチームリーダー、モラーレスに率いられた攻撃陣はロチーナ、ロジャー、マジョラル、ジェイソンと粒がそろっている。サッカーの内容からして最終的には残留を勝ち取るものだと思っているが、もしカンプノウで勝ち点を挙げれば、決定的なモラルアップに繋がるのは間違いない。

文・木村 浩嗣

スペイン・ラ・リーガの生放送予定

リーガエスパニョーラ第35節

・ビルバオ vs アラベス
 4月27日(土) 夜7:55〜(生中継 WOWOWライブ
・アトレティコ・マドリード vs バリャドリード
 4月27日(土) 夜11:00〜(生中継 WOWOWライブ
・バルセロナ vs レバンテ
 4月27日(土) 深夜3:30〜(生中継 WOWOWライブ
・ラージョ vs レアル・マドリード
 4月28日(日) 深夜3:30〜(生中継 WOWOWライブ

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