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19/04/22【Jリーグ】監督交代の神戸、苦い再出発。個々の奮闘だけでは昇れない

(写真:Getty Images)

 17日にフアン・マヌエル・リージョ監督が退任を発表、吉田孝行氏が監督に就いた神戸が、20日にアウェイで浦和と対戦。イニエスタが負傷欠場するなどした中で、0-1で敗れた。

 試合後の吉田監督の会見は「時間のため、質問は二つまで」と制限がかかった。試合の感想を言い終えたあと、記者の質問に終える吉田監督の口は重い。「イニエスタ選手欠場の理由と、今後の見とおしは?」という質問には「あまりここで何かをしゃべることはない。ケガの状況は言いたくないが、大きな問題ではない。その程度のケガ」。試合前、DAZNのインタビューには「前節、ハードワークしていたので、その影響もあって」と苦い表情だった。

 試合での選手たちも、何か引っかかるものを抱えているようだった。語弊を恐れずいえば、チームのために一つになって戦う、という清々しいものではなかった。ゲーム主将を務めた山口、失策がありながらも自らを奮い立たせて挽回しようと戦った大、冷静さを変えない西、鬼神のごとき好守を見せたキム・スンギュ、鋭い動き出しで脅威となった小川、受け方に成長著しい古橋…。それぞれの奮闘は見える。ただ…。「毎年、ゴタゴタがあるので…」。その裏にある真実を疑ってしまうような例年の監督交代劇に、選手も首をかしげるほかない様子だ。攻撃も、バルセロナのようなパスワークではなく、ウェリントンの高さと小川の裏抜けからの好機が一番可能性を感じた。

 主将の任から降りることになったルーカス・ポドルスキは、前半レフェリーへの不信感をあらわにしてイライラ。後半に持ち直したが、「遠めにいれば怖くない」と浦和の選手たちの対応を前に途中交代。

 彼らはプロの選手たちだ。監督交代に「選手の責任もある」と前を向き、勝点獲得のために戦った。それが当たり前でもあるだろう。ただ、サッカーは、とりわけJリーグは少しの差が結果を分ける。自ら滑り、カバーするもPKを与えてしまう。失点までの流れは、現在の神戸を象徴したものに映った。

文・田中 直希

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