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19/04/18【ラ・リーガ】リーガ制覇まで「マジック3」。バルサが一気に決めにいきたい理由

(写真:Getty Images)

 残り試合6で2位アトレティコ・マドリーとの勝ち点差は9。勝ち点で並んだ場合考慮される直接対決での成績も上(1勝1分)となると、野球で言えばバルセロナの“優勝マジック”は3である。つまり、バルセロナが3勝するとアトレティコ・マドリーが残り試合を全勝しても追い着かない計算だ。

 前節ウエスカ戦(0-0)では大胆なローテーション(レギュラークラスはGKテア・シュテーゲン、デンベレだけ)をしたバルセロナだが、CLが終わる今週末はベストメンバーに戻してくるだろう。来週は週中にリーグ戦があるから今週と来週の計3試合で3連勝、自力優勝を狙い、以降CLに集中するプランではないか。よって、ウエスカ戦で光った若手プイグ、バーグ、トイボらを再び見られるのは、来月になるはずだ。

 ポジション争いでコウチーニョがデンベレに、アルトゥールがビダルに勝ったいま、バルセロナのベストメンバーはみなさんもそらんじられるだろう。週中のCLはそのベストメンバーで臨むはずで、ソシエダ戦でそこから入れ替えがあるとすれば、力が拮抗しているアルトゥール→ビダル、後者にケガの不安があるセルジ・ロベルト→セメドくらいか。

 ソシエダがさほどの抵抗を示すとも思わない。直近6試合での両チームの対戦も、カンプノウでの対戦に限ってもバルセロナの6連勝。さらに前節エイバル戦の試合内容が悪かった。開始早々12秒に先制しながら、その後は引いて守ってロングボールを放り込むだけのサッカーで85分までリードを維持するものの、追い着かれた(1-1)。ボールを4割も持てず、17本もシュートを打たれ、そのうち2本はゴールポストに救われ、負けなかっただけでも良かったという内容。ホームでバスクダービーなのに、勝利すれば欧州カップ戦出場権も視野に入るという試合でこの野心のなさは何なのだろう? 昨季までのエウセビオ元監督の下で築いたポゼッションサッカーが、前監督アシエル・ガリターノ、現監督イマノルを経て失われ迷路に入った印象がある。この引き分けで勝ち点41。降格の危機はなくなり、8ポイント差となって欧州カップ戦出場権獲得もなくなった。

 優勝のラストスパートに入ったバルセロナと目標達成で目的を失ったソシエダ。メッシが負傷するとかという、ドラスティックな出来事がない限り、サッカーくじの[1]の欄をグリグリと力強く塗りつぶしたい試合である。

文・木村 浩嗣

スペイン・ラ・リーガの生放送予定

リーガエスパニョーラ第33節

・アラベス vs バリャドリード
 4月19日(土) 深夜3:45〜(生中継 WOWOWライブ
・エイバル vs アトレティコ・マドリード
 4月20日(土) 夜11:00〜(生中継 WOWOWライブ
・バルセロナ vs ソシエダ
 4月20日(土) 深夜3:30〜(生中継 WOWOWライブ
・レアル・マドリード vs ビルバオ
 4月21日(日) 夜11:00〜(生中継 WOWOWライブ
・ベティス vs バレンシア
 4月21日(日) 深夜3:30〜(生中継 WOWOWライブ

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