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18/12/27【ラ・リーガ】リーガ中断期間特集。全20チーム、2018年に輝いた選手たち(中編)

(写真:Getty Images)

 1月4日のリーガ再開まで時間があるので後半戦のお楽しみという意味を込めて、ニューフェイスに限らずベテランを含め、なるべく多くの「目立った選手」を紹介することにしよう。中編は6位ベティスから13位エイバルまで。

 6位ベティスからは乾になかなかパスを出さないのが日本人的には悲しいが、攻撃のリーダー、カナーレス。負傷から完全復帰しレアル・マドリードに獲得された時以来の輝きを取り戻した。それとセティエン監督の後ろから繋ぐサッカーを成立させている影の立役者、ロングフィードが極めて正確なGKパウ・ロペス。彼は念願の代表デビューも果たした。

 7位ヘタフェではディネ、ホルヘ・モリーナといった昨季からの功労者は相変わらず良いのだが、MVPは柴崎をボランチから締め出したマキシモビッチ。勇敢で機動力がありフィジカルで相手を圧倒できる。ボランチの仕事をプレス+インターセプトを考えるボルダラス監督にとっては最適のピースだ。

 8位バレンシアも力を出せた者が少なかったがあえて選べばカルロス・ソレール。トップ下タイプながら右サイドでタメを作りアシストを出す役を負っている。コンスタントで、責任感も抜群。カウンターチームではなくパスサッカーのチームで見てみたい。

 9位ジローナでは何と言っても11得点のストゥアニ。W杯ではウルグアイ代表でルイス・スアレス、カバーニの影に隠れていたが、ここでは絶対的な主役。ポストプレーが巧みな他、センタリングに合わせてゴール前での競り合いに抜群に強い。

 10位レバンテではジェイソン、ボアテングと速くて強いFWがいるが、モラーレスの名を挙げないと嘘だろう。“司令官”というあだ名通り、キャプテンで攻撃の中心でクラブの象徴でもある。爆発的なスピードと深い切り替えしで相手を抜き、シュートもうまい。弱小クラブの功労者で高いレベルを維持している点は代表のユニフォームに十分値すると思う。

 11位セルタではリーガで4得点、5アシストで急激に台頭した21歳のブライス・メンデスから目が離せない。左足から繰り出されるキックはシュートはもちろんFK、サイドチェンジはピンポイントで的を射抜く。そしてイアゴ・アスパス。スペイン代表の不動のFWに成長した今季は、ゴールゲットでも崩しでもアシストでもレベルの違いを見せ続けている。

 12位昇格組バリャドリードの健闘は、必殺カウンターの崩しとフィニッシュを担当するトニー・ビージャのドリブル突破抜きにはあり得なかった。距離に関係なく前を向いたらとにかくシュートを打つという弾丸シュートのベルデも見ていて楽しい。

 13位エイバルでは何と言ってもレアル・マドリード戦の大勝(0-3)で名が知られた、バルセロナのカンテラ育ちのククレージャ。DF登録で本職はSBだがエイバルでは乾が抜けた左サイドのウインガーとして起用されている。DFだけあって守備の貢献度も高くしつこいプレスでボールを奪ってからはドリブルもあるし、正確なパスで周りも使える。このレベルの選手がトップチームに入れないとはさすがはバルセロナである。

文・木村 浩嗣

スペイン・ラ・リーガの生放送予定

リーガエスパニョーラ第17節

・ビジャレアル vs レアル・マドリード
 1月4日(金) 朝5:15〜(生中継 WOWOWライブ

リーガエスパニョーラ第18節

・アラベス vs バレンシア
 1月5日(土) 深夜0:00〜(生中継 WOWOWライブ
・ウエスカ vs ベティス
 1月6日(日) 朝4:30〜(生中継 WOWOWライブ
・セビージャ vs アトレティコ・マドリード
 1月6日(日) 深夜0:00〜(生中継 WOWOWライブ
・レアル・マドリード vs ソシエダ
 1月6日(日) 深夜2:20〜(生中継 WOWOWライブ
・ヘタフェ vs バルセロナ
 1月7日(月) 朝4:35〜(生中継 WOWOWライブ

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