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18/12/21【クラブW杯】レアルに完敗した鹿島。守備の連動性だけでは埋められなかった差

(写真:Getty Images)

 レアル・マドリーは強かった。2年前の対戦ではクリスティアーノ・ロナウドがハットトリックで勝利をもたらしたが、今度はギャレス・ベイルだった。ハーフタイムをまたいだ11分間で3得点。あっという間に勝負は決まってしまった。

 立ち上がりのレアルは緩かった。2分にセルジーニョの左足のシュートがゴールポストをかすめると、その直後のCKでは昌子がフリーで飛び込む。ボールへのプレッシャーもほとんどなかった。

 しかし、20分過ぎからエンジンを始動。「僕らの攻め手などを分析していただけ」と土居が言うように、品定めが終わったレアルはファーストプレスが厳しくなる。左に開くカリム・ベンゼマとベイル、マルセロが絡み、マークをおびき寄せては背後にできたスペースへ飛び出していく。鹿島の右は決壊寸前に追い込まれたがCBがうまく対応し、ゴールを許さない。このまま前半を終えて、と思われた44分、マルセロとのワンツーで抜け出されたベイルに逆サイドに流し込まれ、先制点を許してしまった。

 後半に入ると鹿島は右SBに内田を入れ、西をボランチにスライドさせる。内田から前半にはなかった背後を狙ったロングボールが出るなど、流れが変わるかと思われたが、53分に山本がバックパスをコントロールミス。さらにGKとの間に流れたボールをチョン・スンヒョンが中途半端に蹴り出すと、これをベイルに押し込まれ、痛恨の追加点。鹿島は点をとるしかなくなり前に出たが、55分に3点目を許した。

 笑顔でゲームを進める相手に対し、安部が連続してチェイシング。ボランチにポジションを下げた土居も「時間がもったいない」と仕掛け続け、なんとか一矢報いたのが精一杯。気持ちを込めて試合に臨んだが、相手の技術の高さを最後まで消すことができず、守備の連動性だけでは埋められない差を痛感させられた90分だった。

文:J:COMサッカー編集部

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3位決定戦

・鹿島アントラーズ vs リバープレート
 12月22日(土) 夜10:20〜(生中継 日本テレビ系)

決勝

・レアル・マドリード vs アル・アイン
 12月22日(土) 深夜1:05〜(生中継 日本テレビ系)

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