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18/12/07【Jリーグ】J1参入プレーオフ。名門ヴェルディ、J1復帰なるか

(写真:Getty Images)

 8日、「来季のJ1」をかけて、今季J1・16位の磐田とJ2・6位の東京Vが対戦する。

 東京VはJ2リーグ戦を6位で終え、一番下からJ1参入プレーオフに進出。1回戦は引き分けでも次戦進出のアドバンテージをもつ大宮を相手に優勢に試合を進め、59分に退場者を出しながらもセットプレーから先制。その後の大宮の猛攻を一丸となってしのぎ切った。そして2回戦は同様にアドバンテージをもつ横浜FCが、1回戦とは逆にアグレッシブに圧力をかけてきたことで「自分たちのサッカーができず」(井上)、0-0で後半アディショナルタイムに突入。終了1分前のCK、攻撃参加したGK上福元のヘディングから劇的に勝利した。「間違いなく勢いは僕たちにある」。仙台に在籍していた10年前の入れ替え戦、ヤマハスタジアムで涙を呑んだ田村は言葉に力を込めた。

 もちろん引き分けOKのアドバンテージをもつのは磐田だ。だがそれがかえって相手の戦い方を難しくすることを、この2試合を通じて東京Vは実感した。大宮は引いて守ることを選択した結果、東京Vにボールを支配されて攻撃のタレントを生かせなかった。横浜FCはハイプレスでゲームを支配しようとし、その狙いはほぼ奏効したが、終盤の決定機を仕留められなかった。「僕らにとっては『勝つしかない』というのは逆にシンプルでいい」と内田は言う。それは遮二無二点をとりにいく、という意味ではない。東京Vは基本的に、ロティーナ監督の編み上げた堅守に立脚したチームだ。ロースコアの試合が多く、シーズン中も主将の井林はいつも「前半は0-0でいい」と繰り返していた。そういう戦いに慣れている。このレギュレーション上、0-0で進めば焦るのは東京V側に見えるが、相手もその1点を守り切りたいという意識が余計なファウルやCKとなって表れ、それを仕留めて勝ってきた。

「われわれは何も変える必要はない。ボールをもって攻撃し、われわれの守備をする。われわれの可能性にかけにいく。それはサポーターの思いに対する責任でもある」とロティーナ監督。東京Vは勝ちにいく。ゴール裏2階席を緑に埋めつくすであろう12番目の選手たちと喜びを分かち合うために。

文:J:COMサッカー編集部

 

Jリーグ関連生放送予定

2018 J1 参入プレーオフ 決定戦

・ジュビロ磐田 vs 東京ヴェルディ
 12月8日(土)昼2:00〜(生中継 NHK BS1)

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