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18/09/12【日本代表】中島、南野、堂安の2列目トリオ。ロシア組に刺激を与えるインパクト

 中島、南野、堂安。コスタリカ戦の主役は間違いなく彼らだった。ボランチの遠藤と青山の力強いサポートを得て、巧妙に動き出してスペースを作る1トップの小林と連動しながら、時に個人で仕掛け、また時に素早いコンビネーションでコスタリカの屈強なディフェンスを翻弄した。

 彼らが直接もたらしたゴールは2点目だけ。中島のスルーパスを起点に、ゴール前まで飛び出した遠藤からの折り返しのボールに対して南野が左足で振り抜き、相手ディフェンスの股下を抜ける形だった。だが、ゴールネットこそ揺らさなかったものの、3人が流動的に絡んでのチャンスは多かった。38分には南野、中島、堂安と絡んで青山につなぎ、再び堂安が受けて青山のクロスを導くシーンがあった。また3人の間での崩しにこだわることなく、右サイドで堂安と南野の崩しから堂安が惜しいシュートに持ち込むなど、3人のうち2人が絡んでチャンスを作るシーンもあれば、中島と佐々木、堂安と室屋といった形で、それぞれが周囲の選手とも絡んで多彩な攻撃のバリエーションを生み出した。彼らがアイデアとテクニックで積極的に共演と競演を繰り返すようなシーンの連続に吹田スタジアムも湧いた。

 それぞれ欧州の所属クラブで結果を残しながらロシアW杯出場が叶わなかった3人だが、この新しいチームで2列目のトリオを形成し、新たな可能性を導き出した。当然、本来のA代表にはロシアW杯で活躍した乾貴士、香川真司、原口元気といった経験豊富な選手がおり、森保新監督の構想からも外れていないはずだが、今回のフレッシュな3人の活躍は「ロシア組」にも刺激を与え、競争を活性化する以上のインパクトがある。組織のベースをしっかり作りながらも選手の個性を重視する森保監督がどういう選択をしていくか俄然、注目度は高まった。

文・河治 良幸

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