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18/08/06【Jリーグ コラム】国際タイトル奪取へ。スルガ銀行杯、早めの来日で準備を進めるインデペンディエンテ

(写真:Getty Images)

 今年で11回目を数えるスルガ銀行チャンピオンシップが8月8日に開催される。昨季ルヴァンカップ王者のC大阪と、CONMEBOLスダメリカーナ王者のインデペンディエンテ(アルゼンチン)の対戦だ。

 ボカ・ジュニアーズやリバープレートと並んでアルゼンチンを代表する5大クラブの一つであるインデペンディエンテ。かつてはアルゼンチン国内で国際タイトル最多数を誇り、『Rey d e Copas』(カップ戦の王様)と謳われていたが、現在はボカ・ジュニアーズが国際タイトル数で一つ上回っている。そのため、ライバルの記録に追いつこうと、今回のスルガ銀行チャンピオンシップに対するチームのモチベーションは非常に高い。

 16年12月末からインデペンディエンテの指揮をとるアリエル・オラン監督は、ホッケーの指導者として20年近いキャリアをもっており、そこで養った戦術分析力を生かして、03年にプロサッカーチームのコーチに転身したという異色の人物。子どものころから大ファンだったというインデペンディエンテに対する思い入れの深さから、チームに必要なのはクラブの遺伝子を甦らせることだとし、さまざまな施策を考案。ピッチ入場やサポーターへの挨拶の仕方からユニフォームのデザインに至るまで、60~70年代の黄金期を真似るという一風変わった手段でクラブへの帰属意識を選手たちにもたせ、最初の目標となった17年度CONMEBOLスダメリカーナ制覇の実現を試みた。

 同大会ではオラン監督が提唱するタフな攻撃的サッカーを展開した。積極的なプレーで主導権を握るスタイルを貫いて勝ち進むと、決勝ではブラジルの名門フラメンゴと対戦。ホームでの第1戦で見事な逆転勝利(2○1)を収めたあと、マラカナンで行なわれた第2戦でも先制点を許しながら同点に追いつくメンタルの強さを発揮し、7年ぶり2度目の優勝を成し遂げた。

 今回のスルガ銀行チャンピオンシップに挑むため、日本に渡航する2日前に予定されていたコパ・アルヘンティーナの試合の延期を要請し、決戦の1週間前には大阪入りしてコンディション調整をスタート。古豪の名に恥じないプライドを見せてくれることは間違いない。

文:チヅル・デ・ガルシア

Jリーグ関連生放送予定

スルガ銀行チャンピオンシップ2018

・セレッソ大阪 vs インディペンディエンテ
 8月8日(水)夜6:50〜(生中継 フジテレビNEXT

J1リーグ 第21節

・北海道コンサドーレ札幌 vs セレッソ大阪
 8月11日(土)昼1:00〜(生中継 北海道文化放送)
・サンフレッチェ広島 vs V・ファーレン長崎
 8月11日(土)夜7:00〜(生中継 NHK BS1)

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