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18/06/11【日本代表 U-21】トゥーロンの収穫。東京五輪世代、中山雄太が見せた可能性

(写真:Getty Images)

 5月末に開幕したトゥーロン国際大会が閉幕した。日本はトルコ、ポルトガル、カナダが入ったグループステージを勝ち抜けなかったものの、順位決定戦でトーゴに勝利。12チーム中7位という結果で大会を終えた。

 今遠征では評価を上げた選手が多くいる。森保ジャパン初招集組ではシント・トロイデンの冨安健洋が4試合フル出場を果たし、守備の要として存在感を発揮。中盤では松本泰志(広島)が強気のパス配給でチャンスを創出すれば、前線では上田綺世(法政大)や三笘薫(筑波大)がゴールという結果で自身の価値を証明した。

 そういった選手の中でも、特筆すべき選手として取り上げたいのが柏の中山雄太だ。パラグアイ遠征ではCBを中心に担っていた中山だが、今大会ではボランチの一角としてプレーすると、精度の高いパスとゲーム構成力で攻撃を構築し、守備でも持ち前の対応力の高さを披露。攻守に欠かせない選手としてチームの中央に君臨した。「彼はもともとユース年代の時にああいうポジションでやっていた。自分のチームでも直近の試合ではプレーしていたので、彼のポテンシャルならあのポジションをできると思っていた」とは横内昭展監督代行の言葉。大会中に負った怪我のため、3戦目は時間限定の出場となり、4戦目は大事をとって休ませたが、その存在感は際立っていた。

 ここまでボランチには絶対的な選手がいなかっただけに、今後は中山が中心となっていく可能性が高い。柏ではCBやSBでプレーすることが多く、ボランチでのプレー機会は少ないが、その中でどういった成長を見せていくか。中山の歩みに注目したい。

文:J:COMサッカー編集部

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