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18/03/30【Jリーグ コラム】今季無敗のエスパルス。スタートダッシュ成功の要因

(写真:Getty Images)

 ヤン・ヨンソン新監督(写真)率いる今季の清水エスパルスは4節を終えて2勝2分、勝点8で3位をキープしている。昨季と同じシステムであり、特別変わった戦術をとるわけでもない。昨季と何が違うのだろうか。その理由に、ファン・ソッコ、クリスランという攻守の要が加入したことに異論はないだろうが、その二人の外国籍選手だけの力ではない。

 昨季の低調な成績を振り返ると、勝負弱さの積み重ねだった。失点をしてはいけないところで失点し、逆に得点が欲しいときにとれない。勝つためには当然のことながら、同時に最も難しいことだった。しかし今季、その失点の多い時間帯であった76分以降の失点をこれまでゼロに抑え、逆に得点は各時間帯で満遍なく記録し、リーグトップの8得点を挙げている。

 その得点の内容を詳しく見てみると、相手ロングボールやクリア、または中盤のパスカットでボールをとり返してから10秒ほど、遅くても20秒以内に挙げた、文字どおり速攻で奪った得点が6得点。残り2得点は、神戸戦の自ゴールキックからと、札幌戦の自陣のFKからパスをつないだゴールになっている。必ずしも相手を圧倒していていたわけではなく、効率よく得点を奪っていることが分かる。

 その攻撃のカギとなっているのが、金子の好調ぶりだろう。前からの守備だけでなく、これまで3試合連続得点中で得点ランクトップの3得点を挙げ、さらに2アシスト。これだけでも立派な数字だが、アシストの一つ前のプレーで絡んでいるのが2得点ある。すなわち全8得点のうち7得点は、さかのぼること2プレー以内に金子が絡んでいることになる。

 開幕戦でリーグデビューを飾った立田が2試合目にしてゴールを奪ったこと、苦手とする札幌ドームで逆転勝ちしたことなど、勢いに乗る要素はそれ以外にも数多くあった。これを本物の実力にするためには、ここから始まる公式戦15連戦の初戦、つまり今節・横浜FM戦の出来にかかってくる。

文・田中 芳樹

Jリーグ関連生放送予定  

2018 J1リーグ第5節

・清水エスパルス vs 横浜F・マリノス
 3月31日(土) 昼2:00〜(生中継 静岡放送)
・セレッソ大阪 vs 湘南ベルマーレ
 3月31日(土) 夜7:00〜(生中継 NHK BS1)

AFC チャンピオンズリーグ 2018

・セレッソ大阪 vs 済州ユナイテッド
 4月3日(火) 夜6:45〜(生中継 日テレジータス
・上海申花 vs 鹿島アントラーズ
 4月3日(火) 夜8:45〜(生中継 日テレNEWS24)
・柏レイソル vs 全北現代モータース
 4月4日(水) 夜7:15〜(生中継 日テレNEWS24)
・上海上港 vs 川崎フロンターレ
 4月4日(水) 夜8:45〜(生中継 日テレジータス

2018 JリーグYBCルヴァンカップ

・サンフレッチェ広島 vs 浦和レッズ
 4月4日(水) 夜6:50〜(生中継 フジテレビNEXT
・アルビレックス新潟 vs 横浜F・マリノス
 4月4日(水) 夜6:50〜(生中継 J SPORTS 2
・ジュビロ磐田 vs ヴァンフォーレ甲府
 4月4日(水) 夜6:50〜(生中継 スカイA

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