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18/03/27【日本代表 コラム】ウクライナ戦。求められるのは“柔軟性”

(写真:Getty Images)

 結果以上の“やられっぷり”となった23日のマリ戦。選手も監督も厳しい表情を浮かべていたが、そんな日本にさらに追い打ちをかける出来事が起こった。

 マリ戦が行われた現地時間23日の夜、日本がロシアW杯初戦で対戦するコロンビアがパリでフランスと戦った。日本が滞在するベルギー・リエージュからパリまでは車で約3時間。マリ戦が終わった直後、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はワゴン車に乗り込み敵陣視察へと向かった。

 そこで目にしたのは、大アウェイの中で戦うコロンビアが2点差をひっくり返し3-2で勝利する光景だった。深夜に再びリエージュに戻った指揮官は語る。「衝撃的だった。遅攻、速攻を使い分けていた。個人能力も使った。もう2、3点とってもおかしくなかったと思う」。そこには分析映像を上回るパフォーマンスを展開したコロンビアがいた。

 迎えるウクライナ戦。仮想セネガルとして戦ったマリとはまったく違うタイプのチームだけに、日本の戦い方も異なる。ただ、「普段こっち(欧州)で戦っている選手も日本にはいるぶん、マリよりも戦いやすさはある」(大迫勇也)と、互いに組織力をぶつけ合う試合になると予想される。ただ、コロンビアが見せたように、日本がマリ戦の反省を生かすべく戦い方を柔軟に選択していくことは不可欠。攻撃も相手の裏のスペースを一発で狙う「一辺倒な攻撃」(大迫)だけでなく、選手個々の判断で遅攻を織り交ぜるなど、もう少し相手との駆け引きをしていかなくては厳しい。「このままの戦い方ではW杯では難しい」(長友佑都)ことは一目瞭然。直近のこの試合で修正が必要だ。

 24日の練習では遠藤航が部分合流を果たした一方、負傷した大島僚太、さらには宇賀神友弥と車屋紳太郎が別メニューとなった。さらに離脱者も抱えた日本。しかしマリ戦のような体たらくのまま、大事なW杯前最後の遠征を終わらせるわけにはいかない。

文・西川 結城

日本代表関連生放送予定  

国際親善試合

・日本代表 vs マリ代表
 3月27日(火) 夜9:00〜(生中継 フジテレビ系)

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