日本代表・Jリーグ日本代表・Jリーグ

18/03/26【日本代表 コラム】三竿健斗、あの韓国戦を乗り越えて迎えた2試合目の代表戦

(写真:Getty Images)

 中島翔哉の劇的な同点ゴールを演出したのは21歳のMF三竿健斗だった。「最初はシュートを打とうと思ったけど、体勢とボールの場所的に(ゴールは)無理だろうなと思って蹴ったら翔哉くんがいた感じ。そこにいてくれた感じですね」。

 中盤から中島に素早くつけてドルブル突破を促すと、左サイドで受けた小林悠がファーサイドに走り込む本田圭佑に向けてパスを送る。これは手前で相手DFに触られるが、前線まで上がっていた三竿が拾い、厳しい体勢から浮き球のボールを送ると、そこに走り込んでいた中島が左足で押し込んだ。

 後半途中に投入された三竿は中盤のバランスをとりながら、ボールを奪う役割を求められたが、デュエルではアフリカ系の相手との間合いに苦しんだ。しかし、しっかりアプローチして止まって対応すると、次第に慣れていく。「スペースが空いてきてカウンター気味に相手が攻めてくることが多かった。その状況で前から(プレスに)いくと数的不利になってしまうので、引き込んでから1対1にもっていって、みんなと距離を近くするということは意識していた」。縦を切りながらアプローチする守り方で危険なプレーを防ぐことに成功した三竿だが、そこから効果的なパスで攻撃のリズムを作ることはあまりできず、「もっと自分が(ボールを)受けてさばくというのを積極的にやりたい」と反省材料を残した。

 それでも昨年12月のE-1第3節・韓国戦で途中出場して、いきなり失点の原因になるミスを犯すなど、ホロ苦い経験をしてからの2試合目としては十分に成長を感じさせるパフォーマンスだった。ただ、本大会は待ってくれない。だからこそ、見据えるのはより高いところだ。「日ごろから(W杯を)意識できたら。本番で勝てなかったら、いる意味がないと思うので、もっと自分が起用されている意味を考えて強くなりたい」。

文・河治 良幸

日本代表関連生放送予定  

国際親善試合

・日本代表 vs マリ代表
 3月27日(火) 夜9:00〜(生中継 フジテレビ系)

Copyright (c) Jupiter Telecommunications Co., Ltd. All Rights Reserved.