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18/03/16【Jリーグ コラム】川崎Fにはない名古屋の武器。それは天使“ガブリエル”

(写真:Getty Images)

 18日のJ1第4節、名古屋対川崎Fの一戦は、言わば同じ遺伝子をもつ者同士の闘いだ。基本となるのは技術に裏打ちされたファンを魅了するサッカー。自分たちで主導権を握り、攻守一体となって常にゴールを狙う。川崎Fは風間監督が5年をかけて築き上げた土台に、鬼木監督がアレンジを加え昨季J1王者にまで上り詰めた。

 そして名古屋はその川崎Fを追い越すべく、風間監督がその手法をいままさに植えつけている。

 見どころとなるのは技術対技術の真っ向勝負。名古屋はどこが相手でも自分たちのスタイルを貫く構えであり、同じイデオロギーで闘う相手にどんなゲームになるのか興味深い。

 熟成度では川崎Fに敵わないまでも、名古屋には名古屋の強みがある。Jリーグ随一の高い技術を誇るガブリエル・シャビエルが攻撃のタクトを振っていることだ。左足の魔法使いと呼ばれるシャビエルは、ここまで3試合で2ゴールと好調。フットサル仕込みの細かな足技と素早い判断力でピッチに違いを生み出すそのプレーぶりは、かつての10番“妖精・ストイコビッチ”を彷彿させる。
開幕から元ブラジル代表ジョーの陰に隠れているが「ジョーに話題が集中しているから自分はサッカーに専念できてありがたい」と、シャビエルはこんなところでもジョーの効果を実感しているようだ。

 シャビエルが実力を発揮できる環境が整えば、王者を相手にしても互角の戦いができるはず。それを支えるのは中盤の3人だ。特に長谷川と和泉は相手を1枚はがした上でシャビエルにボールを供給したい。細かなスペースでもまったく問題なく切り裂いていくシャビエルだが、より前線でボールをもつことでその脅威は倍増する。

 1年でJ1に復帰できたことで早くも実現した“風間ダービー”。サポーターを楽しませるサッカーになることは間違いないだろう。

文・斎藤 孝一

Jリーグ関連生放送予定  

2018 J1リーグ第4節

・北海道コンサドーレ札幌 vs V・ファーレン長崎
 3月18日(日) 昼1:55〜(生中継 札幌テレビ)
・浦和レッズ vs 横浜F・マリノス
 3月18日(日) 昼4:00〜(生中継 テレ玉)
・ヴィッセル神戸 vs セレッソ大阪
 3月18日(日) 昼4:00〜(生中継 サンテレビ)
・名古屋グランパス vs 川崎フロンターレ
 3月18日(日) 夜7:00〜(生中継 NHK BS1)

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