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17/12/12【クラブW杯 コラム】5位決定戦。浦和、誇りを懸けた今季最終戦

(写真:Getty Images)

 10年ぶりの世界の舞台は苦い経験になってしまった。一つ勝てば準決勝で欧州王者のレアル・マドリーと対戦できたが、開催国代表として出場したアル・ジャジーラ相手に、アジア王者は勝利をつかむことができなかった。

 ラファエル・シルバは5位決定戦に回ったことによるモチベーションの維持について「もちろん難しい」と胸中を語り、途中出場した森脇も「レアル・マドリーとやりたかった。初戦で負けてガッカリだし、悔しい気持ちもある」と本音を明かした。柏木は「レアル・マドリーとやりたかったのもあるけど」としながら、「それよりもこんなに…負けるかね。しかもワンチャンスで。そういう試合はしたくなかった」と痛烈な悔しさを隠さない。

 もしかすると5位決定戦におけるモチベーションの維持は、ACL決勝第2戦後のリーグ戦2試合よりも難しいかもしれない。ただ、クラブW杯という世界の檜舞台で自分たちの力を見せぬまま大会を去るわけにはいかないだろう。そしてすでに天皇杯で敗退しているため、この試合が今季の浦和にとって最後の公式戦になることも決まっている。

 相手のウィダード・カサブランカはアフリカのチームらしく身体能力やスピードに長けており、準々決勝ではパチューカに対して主導権を握る時間帯を作っていた。決してラクな相手ではない。

 それでもこの一戦は、「日本を代表してアジアの王者になって、アジアを代表してここに来ている。そういう意地とかプライドを示さないといけない」(森脇)試合であり、「何が何でも5位という結果をつかんで帰る。それがいまの僕らの現状なので、しっかりと目標を
達成したい。そのために全員でプロとして最後までやるということが、いまの僕らに求められている仕事」(シルバ)だ。

 10年ぶりの世界の舞台で何を残せるのか。リーグ戦で苦戦し、途中で監督交代もあった中、アジアを制したシーズンの最後に何を見せられるのか。準決勝進出を逃したとはいえ、浦和にとってこの5位決定戦は決して消化試合ではない。来季以降につなげるためにも重要な試合だ。

文・菊地正典

日本代表関連生放送予定

EAFF E-1 サッカー選手権 2017

・日本 vs 中国
 12月12日(火)夜19:00〜(生中継 フジテレビ系)
・日本 vs 韓国
 12月16日(土)夜19:00〜(生中継 フジテレビ系)

Jリーグ関連生放送予定

クラブワールドカップ 2017 UAE 5位決定戦

・ウィダード・カサブランカ vs 浦和レッズ
 12月12日(火)夜22:50〜(生中継 BS日テレ)

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