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17/10/06【日本代表 コラム】NZ戦・注目の武藤嘉紀。いま最も勢いに乗る男

(写真:Getty Images)

 長年、代表の常連組だった岡崎慎司と本田圭佑がいない今回。両者はこれまでチームに重みを与えてきたが、ハリルジャパンでは徐々に絶対的な存在ではなくなってきているのも事実だ。ただ、来月の欧州遠征では、招集される見込み。それだけに、今回の2試合はほかの選手にとっては存在感をアピールする絶好のチャンスなのである。

 ニュージーランド戦前の実戦練習は非公開で行われたが、関係者によるとヴァイッド・ハリルホジッチ監督はいくつかの前線メンバーを主力組で試したという。その中で先発メンバーの有力候補となるのは、左FWの武藤嘉紀、右FWの久保裕也、そしてセンターFWの大迫勇也である。

 原口元気が軽傷を負い、この試合の出場は難しい状況。また浅野拓磨も所属クラブで精彩を欠いている。さらに前回のW杯アジア最終予選で初招集となった杉本健勇も、C大阪の減速とともに一時のゴールペースが緩まっている状態だ。そんな中、今回期待されるのが武藤嘉紀。現在、ブンデスリーガで3得点を挙げるなど、今回のFW招集のメンバーでは最も勢いに乗るアタッカーだ。

 武藤は大一番となったW杯アジア最終予選・豪州戦でベンチ外となる屈辱を味わった。また次のサウジアラビア戦もベンチに入るも出場はなし。ポーカーフェイスに見えて人一倍負けん気の強いFWは、「我慢できないほど悔しかった」と本音を明かす。その後、ドイツに帰り、目指したのはゴールのみ。今回の代表招集までに決めてきた得点は、ストライカーらしい巧みなヘディングや、体の強さと推進力を生かしDF3人をかわした左足のシュートと、万能タイプの力を発揮した。

 いまや完全にストライカーのプレースタイル。最前線での起用も指揮官は考慮しているが、レギュラー候補筆頭の大迫がいる中で、彼とどのようにシンクロしていくかも見ものである。「アピールできるときにしないと、ライバルはたくさんいる。目に見える結果を出したい」。鼻息荒い武藤。彼の存在が、ハリルジャパンの競争をさらに激化させることになる。

文・西川 結城

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