プレミアリーグプレミアリーグ

16/12/03【プレミア】トッテナムに土を付けたチェルシー、次はシティとの一戦へ

ペドロとジエゴ・コスタのスペイン代表コンビは好調を維持(写真:Getty Images)

最注目のロンドンダービーは逆転でチェルシーが勝利

 第13節、最注目の一戦はチェルシーが2-1でトッテナムに逆転勝利を収めた。今季、ここまで無敗でスタンフォード・ブリッジに乗り込んだトッテナムは、前半11分にMFクリスティアン・エリクセンのミドルシュートで先制点を挙げる。

 リーグ戦で7試合ぶりに失点を許したチェルシーは、前半終了間際にMFネマニャ・マティッチのパスを受けたFWペドロ・ロドリゲスがゴールを決めて、試合を振り出しに戻す。これで勢いに乗ると、後半は攻勢になり、後半6分にはFWジエゴ・コスタの折り返しをMFビクター・モーゼスがゴールにねじ込み、逆転に成功した。その後、トッテナムの反撃を許さなかったチェルシーは、無失点記録は止まったが、連勝試合数は「7」に伸ばして首位をキープ。トッテナムは今季リーグ戦初黒星となり、無敗チームがなくなった。

 重要なゲームに勝ち切ったチェルシーは、アウェーでマンチェスター・シティと対戦する。前節、シティはバーンリーに苦しめられた。前半14分にはDFニコラス・オタメンディのクリアーボールをMFディーン・マーニーにゴールにたたき込まれ、先制点を許す。それでも37分にCKからゴール前にこぼれたボールを最後はFWセルヒオ・アグエロが押し込み、同点に追いつくと、後半15分にもMFフェルナンジーニョの折り返しを受けたアグエロがゴールネットを揺らして試合をひっくり返した。終盤のバーンリーのチャンスをGKクラウディオ・ブラボの好セーブでしのぎ切り、辛くも勝ち点「3」を獲得している。

 この試合で2ゴールを挙げたアグエロは、今季のリーグ戦通算ゴール数を「10」に伸ばし、得点ランク首位のジエゴ・コスタに追いついた。攻撃の基準点としても重要な働きを示している両ストライカーの対戦は、見どころの一つ。また、アントニオ・コンテとジョゼップ・グアルディオラの監督対決にも注目だ。3バックを敷くチェルシーに対し、グアルディオラは布陣を合わせてミラーゲームを挑むか、4-3-3を維持するかも注目だ。

 コウチーニョ離脱のリバプール、新星ウッドバーンが救世主となるか?(写真:Getty Images)

エースを失ったリバプール

 2位のリバプールは、敵地でボーンマスと対戦する。勝ち点30でシティと並んでいるリバプールだが、前節のサンダーランド戦で攻撃のキーマンであるMFフェリペ・コウチーニョが負傷し、1月中旬までの長期離脱を強いられることとなった。クラブのレジェンドであるMFスティーブン・ジェラードが引退を発表した直後のゲームを2-0で勝ち切ったものの、コウチーニョ離脱は大きな痛手となる。このボーンマス戦では勝ち点3を目指すと同時に、コウチーニョの穴を埋める選手を見つけたいところだ。

 前節、1-3でアーセナルに敗れたボーンマスだが、試合内容では互角に渡り合っていた。アーセナルから期限付き移籍で加入しているMFジャック・ウィルシャーも戻ってくるため、攻撃力はアップするだろう。今季、クラブ史上最高額の移籍金でリバプールから加入したMFジョーダン・アイブも、特別な思いを持って試合に臨むはずであり、2位と12位と順位以上の接戦が予想される。

 4位のアーセナルは敵地でウェスト・ハムと対戦する。前節リーグ戦3試合ぶりの勝利を収めたアーセナルだが、ミッドウィークのリーグ杯ではサウサンプトンに0-2で敗れてベスト4進出を逃している。ウェスト・ハムはリーグ戦4試合未勝利だ。ミッドウィークのリーグカップでは直前のリーグ戦で1-1と引き分けたマンチェスター・ユナイテッドに1-4と大敗を喫している。

 決してチーム状況が良くないウェスト・ハムだが、昨季の対戦ではアーセナルに連勝している。そして後半戦の対戦でハットトリックを達成したFWアンディ・キャロルが負傷から戻ってくる可能性がある点も心強い。結果は付いてきていないが、リーグ戦ではユナイテッドやトッテナムを相手に互角の戦いを見せているだけに、元イングランド代表ストライカーの活躍次第では、5試合ぶりの勝利も十分にあり得る。

 今季初黒星のトッテナムは、前節5-4という派手な打ち合いの末に新監督の下、初勝利を挙げたスウォンジーと対戦。直近の7試合で5分けの6位・マンチェスター・ユナイテッドは、7位のエバートンと対戦する。ユナイテッドにとっては、上位に食らいつくためにも落とせないゲームだ。

《文=河合拓》

イングランド・プレミアリーグの生放送予定

プレミアリーグ第14節

・マンチェスター・シティ vs チェルシー
 12月3日(土) 夜9:23〜深夜0:00(生中継 J SPORTS 2

Copyright (c) Jupiter Telecommunications Co., Ltd. All Rights Reserved.