プレミアリーグプレミアリーグ

16/11/18【プレミア】FWに問題を抱えるユナイテッドは2節以降無敗のアーセナルと対戦

イブラヒモビッチは出場停止。ルーニーに期待が集まるが…(写真:Getty Images)

ユナイテッド対アーセナルの6ポインター

 2016年最後のインターナショナルウィークも終わり、プレミアリーグは第12節を迎える。今節、最も注目を集める一戦はオールド・トラフォードで行われるマンチェスター・ユナイテッド対アーセナルの一戦だ。

 開幕節でリバプールに敗れてからは、前節まで7勝2分けと無敗のアーセナル。前節は同じロンドン北部を本拠地とするトッテナムとのノース・ロンドン・ダービーを戦った。3バックを引いてきたトッテナムに対して、アーセナルはスピードに乗った攻撃から多くのチャンスをつくり出す。FWセオ・ウォルコットのシュートが右ポストに嫌われるなど、なかなか得点は挙げられなかったが、前半42分にMFメスト・エジルのFKがオウンゴールを誘発して1点をリードする。

 しかし、後半開始早々にPKを決められて同点に追いつかれると、そこからはトッテナムのペースに。それでもGKペトル・チェフを中心に追加点を与えずに相手の時間を乗り切り、反撃に出て行く。試合終了間際にはFWアレクシス・サンチェスのクロスをFWオリビエ・ジルーがヘディングで合わせたが、GKウーゴ・ロイスの正面を突き、勝ち越すことはできなかった。勝てなかったアーセナルだが、2節以降の無敗はキープしている。この中断期間にW杯南米予選のウルグアイ戦で2ゴールを挙げたサンチェスも、この試合に出場する見込みだ。

 逆にマンチェスター・ユナイテッドは、3-1で勝利したスウォンジー・シティ戦で、今季5度目の警告を受けたFWズラタン・イブラヒモビッチが出場停止となる。また、W杯予選のスコットランド戦後に泥酔した姿を報じられたルーニーは、15日のスペイン代表との親善試合を軽度のヒザの負傷で欠場している。その回復具合も気になるところだ。FWに不安が残るが、スウォンジー・シティ戦ではMFポール・ポグバもゴールを決めている。アーセナルとの一戦を、浮上のきっかけにしたいところだ。 

ララーナ欠場の場合は前節初ゴールのワイナルドゥムが先発か(写真:Getty Images)

圧倒的な攻撃力を見せるリバプールが首位に  ノース・ロンドン・ダービーの引き分けという結果を受け、第11節で首位に立ったのはリバプールだった。ホームでワトフォードと対戦したリバプールは、序盤から攻め込み続ける。前半27分にCKからのサインプレーで、MFフィリペ・コウチーニョのクロスをFWサディオ・マネがヘッドで合わせて先制する。その後もコウチーニョ、MFエムレ・ジャンが得点を挙げて前半だけで3得点を奪う。後半にもFWロベルト・フィルミーノ、マネの2点目でリードを広げると、アディショナルタイムにはMFジョルジニオ・ワイナルドゥムの加入後初ゴールも決まり、6-1と大勝した。

 ワトフォードとの試合で2ゴールを挙げたマネをはじめ、DFデヤン・ロブレン、DFナサニエル・クラインにとっても古巣との一戦となる。サウサンプトン時代、リバプール戦でも多くのゴールを決めていたサネが、古巣を相手にゴールを奪えるかは見どころの一つ。とはいえ、サウサンプトンはマネだけを警戒すればいいわけではない。リバプールは早くもシーズン30ゴールを挙げており、どこからでもゴールを奪える攻撃力は、大きな脅威となる。リバプールに不安があるとすれば、代表活動中に負傷したMFアダム・ララーナが間に合うかどうかだ。

 ここまで得点12、失点12のサウサンプトンが、いかにリバプールの攻撃を封じられるかが注目の一戦。プレミアリーグでの過去14回の対戦では、リバプールが7勝1分け6敗と勝ち越しているが、昨季はサウサンプトンが1勝1分けの成績でリバプールから勝ち点4を挙げている。首位の座を守りたいリバプールにとっては、敵地で昨年の借りも返したい試合だ。 

 代表でも好調を維持していたアザール(写真:Getty Images)

リバプールを追うチェルシー、シティ、トッテナム 

 リバプールを勝ち点「2」差で追いかける2位のチェルシーと3位のマンチェスター・シティは、それぞれミドルスブラ、クリスタル・パレスと対戦する。チェルシーは、前節のエバートン戦を5-0で勝利した。DFダビド・ルイスが中央に入る3バックは安定しており、MFエデン・アザール、FWジエゴ・コスタら攻撃陣も一昨シーズンの輝きを取り戻した。とはいえ、ミドルスブラは警戒が必要な相手だ。ここまで2勝5分け4敗で15位だが、前節はアウェーでシティと引き分け、9節でもアーセナルとのアウェーゲームに引き分けている。自信を持って戦ってくる相手から勝ち点「3」を挙げられるか。一方のシティは、第10節でWBAを4-0で破り、復調したかと思われたが、前節はホームでミドルスブラと引き分けた。それでも相手が5戦未勝利4連敗中のクリスタル・パレスだけに、今節は何としても勝利がほしい。

 トッテナムは、前節のノース・ロンドン・ダービーでFWハリー・ケインがリーグ戦6試合ぶりの復帰を果たした。前半からイングランド代表FWは、MFクリスティアン・エリクセンのクロスにヘッドで合わせるなど、積極的にゴールを狙った。後半にはMFムサ・デンベレがエリア内で倒されてPKを獲得すると、これを確実に決めている。試合は1-1に終わったが、エースの復帰で攻撃は活性化した。ケイン不在時には格下のWBAに1-1、ボーンマスに0-0で引き分けたが、今節のウェスト・ハム戦では、5試合ぶりの複数得点に期待がかかる。

《文=河合拓》

イングランド・プレミアリーグの生放送予定

プレミアリーグ第12節

・マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル
 11月19日(土) 夜9:23〜夜11:53(生中継 J SPORTS 4
・ワトフォード vs レスター
 11月19日(土) 夜11:50〜深夜2:10(生中継 フジテレビNEXT
・サウサンプトン vs リヴァプール
 11月19日(土) 夜11:53〜深夜2:24(生中継 J SPORTS 4

Copyright (c) Jupiter Telecommunications Co., Ltd. All Rights Reserved.