見どころ

  • 準決勝ポルトガルポルトガル vs ウェールズウェールズ
  • 7月6日(水)深夜3:45

C・ロナウド対ベイルのエース対決にも大注目の一戦

初出場ながらベスト4まで勝ち進んでいるウェールズ代表(写真:Getty Images)

ラムジーが不在のウェールズ

 今大会90分間での勝利が一度もないながらも2大会連続ベスト4進出を果たしたポルトガルと、本大会初出場ながら躍進が続くウェールズ。波乱続きの今大会を象徴するような顔合わせで見逃せないのは、FWクリスティアーノ・ロナウドとFWガレス・ベイルというレアル・マドリー所属のエース同士の激突なのは間違いない。

 レアルでは「BBCトリオ」として強力な前線を形成するふたりは高速ドリブル突破、身体能力を生かしたヘディングなど多くのゴールパターンを持っている。ただ明暗が分かれているのはプレースキックの精度だ。

 ロナウドと言えば仁王立ちからのショットがお馴染みだが、今大会では壁にぶつける場面が目立つ。一方のベイルは「曲げる蹴り方から違う形に変えたんだ。上手く打つとボールがすごく動くね」と縦へ急激に落とすスタイルで、史上3人目となる1大会での直接FK2得点を奪っている。ともに自らの突破でFKのチャンスを得る可能性は高いだけに、成功体験のあるベイルがやや有利か。

 とはいえふたりをバックアップするチームメートの状況を見ると、ロナウドに分がありそうだ。ウェールズは豊富な運動量とパスセンスでベイルの補佐役を務めていたMFアーロン・ラムジー、そしてDFベン・デイビスのふたりが累積警告で出場停止となる。一方のポルトガルもMFウィリアム・カルバーリョが準決勝を欠場するが、ウェールズの方が穴は大きそうだ。

 レスター所属のMFレドリー・キングが代役候補だが、勢いに乗るポルトガルの18歳MFレナト・サンチェスらの勢いをいなせるか否かが試合のカギを握りそうだ。

«文=茂野聡士»

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