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  • ラウンド16ハンガリーハンガリー vs ベルギーベルギー
  • 6月26日(日)深夜3:45

ダークホースと目される赤い悪魔が覚醒する一戦となるか

アザールとビルモッツ監督は、国民の期待に応えられるか(写真:Getty Images)

カギ握るビルモッツ監督の采配

 大混戦のグループFを首位通過したハンガリーの立役者は、MFバラジュ・ジュジャークだ。左足から繰り出されるパスとキックは強烈な威力を誇り、クループステージ最終戦ポルトガル戦では直接FKを含めて2得点を挙げた。

 今大会ハンガリーはジュジャーク以外の2列目を相手に合わせて起用している。MFクリスティアン・ネーメト、サイドバックもできる万能型のMFゲルゴ・ロブレンチチ、193センチの長身MFアコシュ・エレクらがその陣容だが、ベルギーに対してどのような布陣で臨むかが注目を集める。

 一方のベルギーはMFラジャ・ナインゴランの決勝弾でスウェーデンを1-0で下し、グループ2位で突破したものの、ダークホースとしての本領を発揮しきれていない。昨季チェルシーで不調を極めたFWエデン・アザールは3試合フル出場して試合勘を取り戻しつつあるが、MFマヌエル・フェライニはイタリア戦でまったく機能せずその後は出番を失っている。

 他にもMFケビン・デ・ブライネ、FWヤニク・カラスコらタレントを多く抱える。それだけに采配術に疑問の声が挙がっているマルク・ビルモッツ監督が並べるメンバー構成次第が大きく左右する。

 とはいえハンガリーは守備が堅いと言えず、個の力を持つポルトガル相手には3失点を喫した。ベルギーの俊英たちが本来の力を発揮できれば“赤い悪魔”が覚醒する一戦となるかもしれない。

《文=茂野聡士》

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