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  • ラウンド16ドイツドイツ vs スロバキアスロバキア
  • 6月26日(日)深夜0:45

前評判では世界王者が優位も、本大会前の再現を狙うスロバキア

北アイルランド戦で先発したキミッヒ(写真:Getty Images)

ドイツの右SBは誰になるか

 グループCを首位で通過したドイツは、決勝トーナメント一回戦でグループB3位のスロバキアと相見えることになった。これまでの対戦成績はドイツの7勝3敗。前評判では圧倒的にドイツが優位という見方が強いが、不安要素もある。

 両者は本大会直前のテストマッチで対戦し、スロバキアに1-3で敗れている。ドイツは多くの主力を欠き、後半は大雨の影響でほとんどサッカーにならなかったという注釈つきではあるが、スロバキアを勇気づけるには十分すぎる事実だ。

 スロバキアはイングランド戦で華を骨折したDFペーター・ペカリクがドイツ戦にも出場する見込みだ。ヘルタ・ベルリンに所属するペカリクはブンデスリーガで6年以上プレーしており、「ドイツと戦うのは素晴らしいことだよ」と意気込みを語っている。

 この試合のポイントになるのは、ヨアヒム・レーブ監督が誰を右SBに起用するか。第3節の北アイルランド戦ではMFヨシュア・キミッヒを起用し、特に攻撃面で大きなメリットをもたらしたが、攻め上がった背後のスペースを狙われる場面もあった。一発勝負の決勝トーナメントでは守備の安定のためにCBベネディクト・ヘベデスを起用してくる可能性も十分にある。ドイツがボールを支配してスロバキアを押し込む展開が予想されるが、引いた相手の攻略には苦しんでおり、どうバランスを取るのかに注目したい。

《文=山口裕平》

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