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  • グループAルーマニアルーマニア vs アルバニアアルバニア
  • 6月19日(日)深夜3:45

2試合を終えて無得点も、アルバニアに歴史的ゴールの予感


アルバニアの初ゴールが期待されるサディク(写真:Getty Images)

 

決定力に課題のある両国
 スイスとの激闘の末に勝ち点「1」を獲得して望みをつないだルーマニアがここまで2連敗ながらスイス、フランスに健闘したアルバニアを相手にどう戦うのか。ルーマニアはここまで3失点ながら主将のDFブラド・キリケシュを中心としたディフェンスは機能しており、攻撃もMFオビデュ・ホバンの組み立てからアタッキングサードまでボールを運べているものの、フィニッシュのところで課題を露呈してしまっている。

 2つのPKを決めている左ウイングのFWボグダン・スタンクには流れの中でのゴールに期待がかかるが、センターFWの人選はアンゲル・ヨルダネスク監督にとっても難しいところ。スタメンの候補は技巧派のFWフロリン・アンドーネと飛び出しに優れるFWクラウデュ・ケシェル。どちらになるにしても、FWのゴールはチームに勢いを与える。

 イタリア人のデ・ビアージ監督が率いる初出場のアルバニアはここまで1得点も奪えていないが、守護神のGKエトリト・ベリシャが統率する堅守から右サイドバックのDFエルサイド・ヒサイなどを起点に、素早くサイドを使う攻撃自体はしばしばスイスとフランスの守備陣を脅かしている。速いクロスに10番のFWアルマンド・サディクが合わせる形に持ち込めれば、キリケシュと大会屈指のGKチプリアン・タタルシャヌが構えるルーマニアから歴史的なゴールをあげる可能性は高まる。またスイス戦で退場し、フランス戦が出場停止となったMFタウラント・ジャカには攻守両面で大車輪の働きが期待される。

≪文=河治良幸≫

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