見どころ

  • グループEイタリアイタリア vs スウェーデンスウェーデン
  • 6月17日(金)夜9:45

イタリアの堅守をイブラヒモビッチがこじ開けるか


ベルギーを完封したイタリア(写真:Getty Images)

伝統の力を示したアッズーリ

 期待されていないときほど、イタリアは強い。アッズーリはその伝統を再び見せつけた。FIFAランク2位、優勝候補の一角と言われたベルギーを、初戦で2対0と見事に下したのだ。

 ユベントスの4人が構成する堂々の守備陣は、ベルギーの圧倒的な攻撃をシャットアウト。伏兵MFエマヌエレ・ジャッケリーニの先制点に加え、終了間際にはエースのFWグラツィアーノ・ペッレにもゴールが生まれ、完璧なスタートを切ることに成功した。

 中盤から前線にかけて世界的なビッグネームが少なく、前評判が悪かったイタリアだが、次節でスウェーデンに勝てばグループステージ突破が決定。2014年のワールドカップで決勝トーナメントに進めず、衰退を騒がれたイタリアは、まず最低限の目標達成にリーチをかけている。

 一方、スウェーデンは初戦でアイルランドと1対1で引き分けた。試合を通じてアイルランドに主導権を握られ、枠内シュートはゼロ。FWズラタン・イブラヒモビッチのクロスがオウンゴールを誘い、かろうじて勝ち点1を手にした形だ。

 最終節でベルギーと対戦するスウェーデンは、ここで勝ち点を手にしておきたいところ。期待されるのはやはり、4大会連続ゴールの新記録を狙うイブラヒモビッチだ。

 だが、スウェーデンが「イブラ頼み」であることも事実。そして、イタリアの選手たちは長年セリエAでプレーしたイブラヒモビッチを熟知している。ベルギーを抑えた鉄壁の守備陣にエースが封じられれば、厳しい戦いを強いられるだろう。

≪文=J:COMサッカー編集部≫

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