見どころ

  • グループFオーストリアオーストリア vs ハンガリーハンガリー
  • 6月14日(火)深夜0:45

ともに最前線にハイタワーが君臨、激しいエアバトル必至の一戦


オランダとの親善試合でボールをキープするマルク・ヤンコ(写真:Getty Images)

サイド攻撃からゴールを狙う両チーム

 オーストリアは今予選では9勝1分けと負けなしの首位で、自国開催(スイスと共催)の2008年大会以来となる本戦出場を決めた。その勢いから今大会の番狂わせ候補との評価も受けている。

 布陣はオールラウンダーとして評価が急上昇中のMFダビド・アラバをボランチに据えた4-2-3-1が想定される。DFクリスティアン・フクスらの手堅い守備をベースに、MFマルコ・アルナウトビッチとMFマルティン・ハルニクの2列目両翼からのサイド攻撃から196cmの長身FWマルク・ヤンコが仕留める形をつくれば、得点の匂いが漂ってくるはずだ。

 1950年代には攻撃的スタイルで「マジック・マジャール」との異名を取ったハンガリーは長い低迷期を経て72年大会以来、実に11大会ぶりの本戦出場を果たした。20年近くにわたって代表のゴールマウスを守る40歳のGKガボル・キラーイが出場すれば、大会の最年長出場記録を更新する。オーストリアと同じく前線には193cmのFWアダム・サライというハイタワーが君臨するため、サイドからのクロスは生命線となる。

 EURO前、最後の親善試合でオーストリアはオランダに、ハンガリーはドイツにそれぞれ0-2で敗戦したものの、欧州有数の強豪国との対決で貴重な実戦感覚を詰んだ。ポルトガル1強とも見られがちなグループを勝ち抜けるためには、両チームとも勝ち点3が必須。屈強な体格を持つ2チーム同士だけに、激しいエアバトル必至の一戦となるはずだ。

«文=茂野聡士»

Copyright (c) Jupiter Telecommunications Co., Ltd. All Rights Reserved.