見どころ

  • グループCドイツドイツ vs ウクライナウクライナ
  • 6月12日(日)深夜3:45

視界良好の世界王者、欧州制覇へ向けてウクライナとの初戦へ


ブラジルW杯に続くビッグタイトル獲得を目指すドイツ(写真:Getty Images)

3バックでも4バックでも戦えるドイツ
 ドイツにとっては優勝に向けた重要な初戦となる。多くの主力選手のコンディションが万全な状態とはいえないドイツだが、視界は良好だと言えるだろう。本大会前最後のテストマッチとなったハンガリー戦は2−0で完勝し、後半には主将のMFバスティアン・シュバインシュタイガーが実戦復帰を果たしている。決してラクとは言えないグループだが、ギアを落としたままでも十分に1位通過を狙えるだけの実力差はある。実際、ヨアヒム・レーブ監督もグループリーグを戦いながら主力選手の復調を待つつもりのようで、現在のチーム状態をそれほど気に留めていないようだ。

 不安要素があるとすれば気の緩みだろう。5月末のスロバキア戦では、新システムや新戦力のテストの意味合いが強かったとはいえ1−3と不覚を取っている。ただ、本番にはめっぽう強いドイツなだけに、予選でみられた安定感のなさが本大会で露呈されないようレーブ監督も気を引き締めているはずだ。

  気になるのはどのようなシステムで初戦に臨むかだ。直前のテストマッチ2試合では3バックと4バックの両方を試したが、DFベネディクト・ヘベデスを右SBに置いた4—2—3—1が濃厚だ。

 多くの時間でボールを持たれる展開になることが予想されるウクライナは、集中した守備で無失点の時間を保ち、カウンターで一発を狙う戦いになるだろう。もしこの試合に負けてもグループリーグ突破の可能性は十分残るだけに、大量失点は避けたいところだ。

《文=山口裕平》

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