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17/03/18[柏]手塚康平の決勝点の裏で悔しさにじませる柏の大島康樹。「もっと強引にシュートを」

 プロデビューを飾った手塚康平の“エルゴラッソ”で勝利を収めたルヴァンカップ第1節・清水戦。チームとしては試合内容も素晴らしく、公式戦の連敗もストップしたということで収穫の多い試合だった。

 しかし、その陰で悔しさをにじませている男がいる。それは、この日ヒーローとなった手塚とアカデミー時代からの同期である大島康樹だ。

「やっちゃいましたね…。最初から右に打とうと決め過ぎていたので、焦ってはなかったですけど、ちょっと失敗してしまいましたね」

 悔しそうな表情を浮かべながら、こう振り返るのは前半20分のシーン。素早いプレスから栗澤僚一が中盤でボールを奪うと、これが中川寛斗、大津祐樹とつながり最後はゴール前で待ち受ける大島の下へ。誰もが手塚との“アベックゴール”を確信したが、狙いすましたシュートは無情にも枠を外れていった。

 昨季途中から期限付き移籍していた富山から復帰後、ひさびさに柏のユニフォームを着て、日立台のピッチでプレーしたこの試合、得点こそ奪えなかったが、前線で体を張りボールを収め、守備では味方と連動して前線からプレスを掛けるなどチームの勝利に十分貢献した。

 それでも背番号24は「自分は守備でアピールするよりも攻撃でアピールしたいという気持ちが強いですね。前線で体を張ってある程度キープできたり、ファウルをもらえたりしたので良かったと思いますけど、もっとゴールに関わるプレーというか、パスをもらったときに強引にシュートを打つ回数をもっと増やさないといけないのかなと思います」とストライカーとしての自覚をのぞかせる。

 柏U-18時代には2種登録されリーグ戦に出場する経験を持つなど、アカデミー時代から将来を渇望されてきたストライカーは今季でプロ3年目を迎えた。本人も「勝負の年」と位置付ける今季、誰もが待ち望んでいるのは柏での初ゴールだ。

文:須賀大輔(エルゴラッソ柏担当)

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