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17/01/20ファン・バステン氏の提案に反対の声続出 「オフサイド廃止はあり得ない」

元オランダ代表でFIFAの技術部門責任者を務めるマルコ・ファン・バステン氏が、オフサイド廃止など様々な改革を提唱したのに対し、サッカー界からは反対の声も少なくない。『ESPN』が報じている。

ファン・バステン氏はオフサイドやイエローカード、延長戦とPK戦を廃止し、シンビン制やシュートアウトの導入を提案した。また、年間試合数の低減や、「主審への抗議は主将のみ」「試合最後の10分間は実際のプレー時間しかカウントしない」などと次々に新たな案を提示している。

最も驚きを呼んだのは、やはりオフサイド廃止論だろう。アーセナル(イングランド)のアーセン・ベンゲル監督は、オフサイド廃止に反対している。

「変えることをそのものが目的では良くない。本当の目標は改善することだ。議論に値する案もあるし、あまり興味深くないものもある。私がそう思うのは、オフサイド廃止だ。オフサイドはチームを団結させる。知的なルールで、とどめることが大事だ」

「いつも窮屈すぎるとか言われるが、サッカーはずっとそうだった。守備が攻撃に問題を引き起こし、攻撃は解決策を見つけるものだ」

ベンゲル監督と同じフランス人であるレンヌのクリスティアン・グルキュフ監督は、「とてつもないバカ」とさらに手厳しい。

「これほど愚かなことは聞いたことがない。とてつもないバカだ。オフサイドは知性の現れだよ。なくしたら、集団としてのスピリットなどなくなる。オフサイドはサッカーの基本ルールだ。それが分からないなら、サッカーのことは何も分かっていないということだね」

ウェストハム(イングランド)のスラベン・ビリッチ監督も疑問を投げかけた。

「オフサイドなしのサッカーは想像できない。ただ、不可能だろうというのが最初の印象だ。誰もがGKのそばで休み、ボールを押し込むだけになってしまう。試してみるべきなのかもしれないが、現時点では私はノーと言わざるを得ないね。ただ、どうなるかは分からないが」

トッテナム(イングランド)のマウリシオ・ポチェッティーノ監督も、オフサイド廃止に反対だ。

「アイディアを生み出そうとしなければいけない立場にあることも分かる。だが、私はオフサイドなしの機械など望まない。ルールなしでプレーするなら、それに気を付けなければいけない。サッカーでルールを変えることは非常に難しいんだ」

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