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17/09/12【Jリーグ コラム】浦和、逆転なるか。柏戦の[4-1-4-1]採用はこのACLのため

(写真:Getty Images)

 6年ぶりに日本勢同士の激突となったACL準々決勝。第1戦ではホームの川崎Fが3-1で勝利を収め、圧倒的有利な状況に立った。しかし、浦和はラウンド16でも第1戦を0-2の2点差で落としながら、ホームで劇的な逆転突破を果たした実績がある。その上、今回はアウェイゴールも奪っており、ホームで2-0で勝利すれば準決勝進出が決まる状況。これは決して不可能なスコアではない。10年ぶりの戴冠を目指す浦和か、それとも初の準決勝進出を狙う川崎Fか。間もなく戦いの火蓋が切って落とされる。ここでは追いかける立場にある浦和にフォーカスしてみたい。

 9日のリーグ戦第25節・柏戦で突如姿を見せた浦和の[4-1-4-1]システム。この形は11年の監督就任時やユース時代に用いるなどいわば堀監督の理想形であるが、この川崎F戦をふまえて柏戦で採用したと考えられる。

 堀監督は柏戦で[4-1-4-1]を採用した理由について、「(ボールを)奪われたときの切り替えでも良い守備ができていたと思うので、その形([3-2-4-1]の攻撃時に採る[4-1-4-1])で(試合をとおして)進めていくことをトライしてみようと考えた」と説明。その「トライ」の背景を堀監督は「得点を奪いにいきたい状況、ボールを積極的に奪いにいかなければいけない状況も出てくると想定した」と話した。

 柏戦も勝たなければいけない、イコール得点を奪いにいきたい試合ではあったが、なぜスタート時からその形なのか、と考えると疑問が残る。それはむしろ今回の川崎F戦に向けたものだったのではないか。堀監督から前述のような説明を受けたと話した遠藤は、同様の疑問を投げかけられ、「そういう(川崎F戦を)イメージをしているのかなと思う」と指揮官の意図を汲んだ。

[4-1-4-1]で戦う主な狙いは、主導権を握るために高い位置からボールを奪いにいくこと、前線や中盤に人数を掛けてボールを奪いにいくことだ。その点では柏戦も特に相手がパスをつなごうとした前半は一定の手ごたえを得ることができた。11年には同じ[4-1-4-1]でプレーし、今季の堀監督就任以降は全試合にメンバー入りしている平川は、「90分をとおしてやれたのは必ず13日に良い形で表れる」と手ごたえを感じるとともに川崎F戦もこの形を継続すると予想する。策は練った。あとはピッチでラウンド16の済州戦に続く逆転劇を起こすだけだ。

文・菊地 正典

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