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17/09/08【日本代表 コラム】固定化された最終ライン。求められるテスト

(写真:Getty Images)

 豪州戦から入れ替わった先発4人は、すべて中盤から前の選手たち。ディフェンスラインは吉田麻也をはじめ、まったく同じ顔ぶれとなった。

 ここまで多くの選手を起用しながら結果を出してきたヴァイッド・ハリルホジッチ監督だが、ディフェンスラインに関しては固定的に起用している。吉田麻也は2次予選と最終予選の全18試合にフル出場し、次いで森重真人が12試合、槙野智章はCBとして3試合に出場した。ここ3試合は森重が外れ、代わりに昌子源が吉田とCBコンビを組んだが、一方で植田直通はほとんどの試合に招集されながら一度も出場がなく、前回から招集されている三浦弦太もこのサウジアラビア戦では23人の枠にすら入れなかった。

 両SBについても、右の酒井宏樹と左のを軸として、彼らに何かあれば酒井高徳が埋めるという構図はずっと変わらない。彼ら以外では2次予選の初戦・シンガポール戦で太田宏介、アウェイ・カンボジア戦で藤春廣輝、最終予選のアウェイ・豪州戦で左SBに槙野が起用されたのみだ。これまで米倉恒貴や宇賀神友弥といったJの実力者も呼ばれているが、一度も使われることがなかった。

「あの失点シーン以外は危ないシーンはそんなになかったし、守れている部分は多かった」と昌子が試合後に振り返ったように、親善試合のシリア戦から数えて4試合目で、吉田と昌子の連係が高まってきているのは確かだ。しかし、本番を見据えればここからディフェンスラインも別の選手や組み合わせをテストしていく必要がある。10月には国内でハイチ戦とニュージーランド戦があり、おそらく欧州遠征になる11月を挟み、12月には国内組で臨むEAFF E-1フットボールチャンピオンシップ(旧東アジアカップ)がある。そこで植田や三浦を含めた候補の中から、どういった選手をテストしていくのか。チームにとってW杯に向けたポイントの一つだ。

文・河治 良幸

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