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17/09/05【日本代表 プレビュー】アウェイでサウジと真剣勝負。最高のテストの場

(写真:Getty Images)

 豪州戦でロシアW杯出場を決めた日本と、UAEに痛恨の敗戦を喫し、追い詰められたサウジアラビア。対照的な立場で迎える試合だが、日本にとっては相手が真剣勝負で挑んでくる、しかも“完全アウェイ”の環境でチャンレンジできるという、W杯への第一歩としてはこれ以上ない条件が整えられた。

 豪州戦のあとは歓喜のムードから一転、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が家族の問題を理由に帰国も考えていたことを明かし、翌日に会見がセッティングされたことから留任を不安視する声も高まった。しかし、その場で発せられたのは辞意ではなく、本大会に向けた強い意気込みだった。

 豪州戦のメンバーからは香川真司が完治しない左肩負傷のため、主将の長谷部誠が3月に負傷した右ひざの大事を取る形で離脱。25人での遠征となった。豪州戦に出ていない選手はベンチ外だった4人を含め12人。交代枠が3枚なだけに、彼らをサウジアラビア戦ですべて使い切るのは難しいが、勝ちにいく中でもフレッシュな構成にするべきだろう。

[4-3-3]のまま選手を代えるのか、[4-2-3-1]や[4-4-2]、あるいはこれまでやったことのないシステムを採用するのか。そこは予想しにくいポイントだが、先発で使われそうなメンバーを基準に考えれば、ある程度見えてくるものはある。

 帯同してはいるものの、けが明けの大迫勇也やアウェイのイラク戦で負傷交代した酒井宏樹などはここで無理に使う必要はない。一方で伸び盛りの井手口陽介などは、いまは試合に出れば出るほど成長の糧になるため、コンディションのチェックは重要だが、最終予選3試合連続の先発もロジカルではある。

 このW杯アジア最終予選を勝利で締めくくることができれば雰囲気としても最高だが、今後につながる選手起用や戦術のテストをしっかりやって、W杯に向けた良い一歩目にしたい。

文・河治 良幸

日本代表関連生放送予定  

2018 FIFA ワールドカップロシア アジア最終予選

・日本 vs サウジアラビア
 9月5日(火) 深夜2:20〜(生中継 テレビ朝日系、NHK BS1)

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