メキシコ・その他

17/08/04【本田圭佑 コラム】待たれるメキシコデビュー。“トップ下・本田”の再挑戦

(写真:Getty Images)

挑戦者・本田圭佑のこだわり

 新天地・メキシコ。誰もが予想していなかった国に、本田圭佑は次なるプレーの場を求めた。

 すでに多くの報道でも伝えられているように、移籍先のパチューカはメキシコでも名門クラブである。これまでに国内リーグは5度制覇した経験があり、昨季は北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)のチャンピオンズリーグで優勝。今年年末に行われるFIFAクラブW杯にも出場することになっている。メキシコ国内での挑戦に加えて、近い未来にワールドチャンピオンを狙える機会がある。本田のチャレンジ精神を刺激したのは、言うまでもない。

 移籍に際して、本人も現地での会見でさまざまな理由を語っていた。その中の一つに、ポジションへのこだわりがある。

 2014年のブラジルW杯が終わって以降、本田は所属先のミラン、そして日本代表でも一貫して右サイドアタッカーとして起用されてきた。それまでは本職・トップ下のポジションに立ち、主にパスの出し手として振る舞い、また中央からゴール前に向かった。一方、右サイドではパスの受け手に回ることが多く、一時はゴールを奪う動きなど新たな役割に挑戦する意欲を見せたが、元来スピードがある選手ではないため、徐々に苦しい状況になっていった。

13日のホームゲームに照準 

 移籍前の取材で、本田はこう語っていた。

「これからは、中盤でもう一度挑戦したい。MFとしてロシアW杯のピッチに立つ」

 6月に行われた親善試合・シリア戦では、後半開始から途中出場。日本代表では久しぶりに攻撃的MFの位置でプレーし、あらためてパサーとしての能力と攻撃の構成力の高さを見せた。新天地のメキシコは細かいパスをつなぐ攻撃的なサッカーが主体。ただパチューカの現状は単調なサイド攻撃が多く、チームの出来も悪く開幕2連敗を喫している。

 高地順化に加え、左足ふくらはぎを痛め別調整が続く本田。当面は13日(現地時間12日)のホームゲームでのデビューに照準を合わせている。当初はサイドでの起用を想定していた監督に対して、本田は「中盤で勝負したい」と契約交渉の場で直談判した。はたして苦戦するパチューカに、MFとして新風を吹き込むプレーができるか。その瞬間が、今から待ち遠しい。

文・西川 結城

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