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17/07/17【セレッソ大阪vsセビージャ コラム】スペインも注目する、新生セビージャの初陣

(写真;Getty Images)

 日本では、欧州CLの常連かつ“史上初のEL3連覇達成チーム”と紹介されるだろうセビージャだが、現在のスタイルは3連覇時代のカウンターサッカーではない。昨季ホルヘ・サンパオリ前監督とともにポゼッションサッカーへ180度方向転換。新監督エドゥアルド・ベリッソは同じパスサッカーを操り、ラ・リーガで結果を出しているということで招聘された。

 チームの骨格は固まってきた。MFエベル・バネガがインテルから復帰し、コロンビア代表FWのルイス・ムリエル、アルゼンチン代表MFのギド・ピサーロが加入。契約延長と報じられていたMFビトーロは急転直下の移籍でアトレチコ・マドリー加入が決まった。ベリッソのメインフォーメーションは[4-3-3]だから、17日のヤンマースタジアム長居のピッチ上には、GKセルヒオ・リコ、右SBガブリエル・メルカド、右CBは二コラス・パレハかメルカド、左CBクレマン・ラングレ、左SBセルヒオ・エスクデロ、右MFにパブロ・サラビアかバネガ、セントラルMFにバネガかピサーロ、左MFミカエル・クローン・デーリ、右FWホアキン・コレア、センターFWにムリエルかウィサム・ベンエデル、左FWフランコ・バスケスといった面々が先発として並ぶのではないだろうか。

 ベリッソは戦術的に柔軟な監督で、ボール支配で劣勢に回ると読めば、引いてのカウンタースタイルもいとわないが、C大阪戦では本来のポゼッションサッカーで臨むだろう。相手からボールを取り上げて攻撃を無力化し、中盤から前のタレントで料理しようとするに違いない。ボールロスト時にはマンツーマンに近い形でプレスを掛けてくるだろうから、C大阪が劣勢に回りたくないなら、このプレスの第一波でボールを奪い返されることなく、45%くらいはマイボールの時間を確保したい。

 プレシーズンのスタートは今月3日。その2週間後のベリッソ・セビージャ初陣ということで、スペインでも大いに注目されているこの一戦。時差ボケや体作りによる疲労が蓄積している可能性はあるが、戦術練習が本格化しつつある時期でもあるし、実戦以上の戦術リハーサルの機会はない。17-18シーズンのセビージャがどうなるのか、その最初の真剣勝負を目撃できる日本のみなさんは幸せである。

文・木村 浩嗣

Jリーグ関連生放送予定

J1リーグ 第22節

・セレッソ大阪 vs 浦和レッズ
 7月22日(土) 夜7:00〜(生中継 NHK BS1)

 

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