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17/03/17【週刊 岡崎慎司】指揮官解任で劇的に変わった立ち位置

新監督の下、岡崎はプレッシングの急先鋒となっている(写真:Getty Images)

監督交代で変わった戦い方

 クラウディオ・ラニエリ監督の解任を機に、岡崎慎司の立ち位置が劇的に変わった。

 ここまでイタリア人監督のもとでベンチ要員に成り下がっていたが、助監督のクレイグ・シェイクスピアが監督に昇格するとレギュラー組に復帰。3試合連続の先発出場を果たし、公式戦3連勝に大きく貢献した。28節のウエストハム戦も先発が濃厚で、本人も「ここまでの3試合で全部勝っているし、次も出場チャンスがあると思う」と手応えを口にしている。

 では、風向きが大きく変わった理由はどこにあるのか? それは、チームの原点である「プレッシングサッカー」に立ち戻ったからに他ならない。

 失点を避けようと、今季のラニエリは陣形位置を極端に下げ、守備重視で試合を進めることが多かった。しかし、敵の思うままにパスをつながれ失点の山を築くという悪循環に陥った。そこで、監督に就任したシェイクスピアは、昨季の武器であったプレッシングサッカー、つまり前線から敵を捕まえに行くアグレッシブなスタイルに軌道修正。意見の相違からラニエリとの衝突も報じられたシェイクスピアからすれば、プレッシングサッカーこそが、レスターの強さの原動力との想いが強かったのだろう。

 そこで、スタメンも昨季のメンバーに戻した。サブからレギュラーに復帰したのは、岡崎とマーク・オルブライトン。両者とも献身性と利他性を有するプレーヤーで、昨季躍進のキーマンでもあった。とくに岡崎の復帰効果は抜群で、高い位置でボールを奪ってショートカウンターにつなげれば、積極的なプレッシングで敵のパスミスも誘っている。チームとして攻守のバランスが大きく改善されただけに、今後も先発で起用されることだろう。

 課題は、今季リーグ戦で2得点というゴールの少なさ。ゴール数を改善できれば、レスターにとっても大きな武器になるはずだ。

《取材・文 田嶋コウスケ》

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